自ら、自ずから。
ゴールデンウィークの最終日、梅雨のような湿気の多い雨の中、せんdeアートの会を実施しました。
マスキングテープを色ごとに並べたり、自然素材をディスプレイしたり。
今回も子どもスタッフが大活躍です。
今回使う素材は、マスキングテープの「ヘタ」。
マスキングテープを製造する過程で発生する両端の部分を「ヘタ」と呼び、これまで廃材として廃棄されてきたのだそうです。
コロンとかわいいフォルムにときめきます。
廊下を出ると、さっそくトラップのような空間ができています。
川をつくってみたり。
バンクシーさながらの壁画も。
ドキドキしながら乗ってみたり。
タペストリーが、屋根に大変身!
「せん」を集めてみたり、
ときには「せん」から離れてみたり。
川が森に。
屋根がおうちに。
時間が経つにつれて、作品もどんどん変化していきます。
まったりくつろいだり、話をしながら手を動かしたり。
アートの会では、決まった遊び方や作り方はありません。
はじめは「何をすればいいの?」と子どもたちに聞かれることもありますが、「どうしたい?」と聞き返すと、自然と「こうしてみよう」が生まれてきて、人や素材との関わり合いによって、幅が生まれ、ときに深みが増していきます。
「こうしなければならない」を一旦脇において、自然発生的な発想に身を委ねてみる。
「自然」の「自」という言葉には、「自ら(みずから進んで行うこと)」と「自ずから(おのずから起こること)」という意味があるように、
思い通りにいくことばかりではない人生や子育てだからこそ、そのどちらもを大切にできるような場をつくりたい、と常々思っています。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!!
今月はあそび編も開催します。5月19日(日)は「春の野イチゴさがし探検の会」!
そして6月は「そざいdeアートの会」を予定していますので、お楽しみに♪
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