見出し画像

工作は、好きですか?

こんにちは!OYAKOLABOアート担当のちーちゃんです。

屋久島の梅雨もようやく本格化してきましたね。
6月18日(土)、そんな梅雨らしい小雨が降る中で、「かたちdeアートの会」を実施しました。

屋久島の屋久杉や地杉の端材、
地力センターの生ごみに混入していたカトラリー類、
品川にショールームがあるモノファクトリーさんが扱う工業廃材や
SNSのリサイクルコミュニティ等でいただいた廃材。

島内外、とにかくたくさんの廃素材を準備しています。

お好きな時間に来ていただく形なので、はじまりはのんびりと。

まずは素材をさわってみたり、

お気に入りの素材を握りしめてみたり。

アートの会には「これを作らなければならない」がありません。
試行錯誤しながら、アイディアを形にしていきます。

いたるところに作品が展示されはじめます。

自分が気に入った素材をさわってみて。
「これいいな!」や「やってみよう!」から創作がはじまります。

集中したり、発散したり。

大人も一緒に。

今回も時間がたっぷりあることで、保護者のみなさんとお話することができ
近況やお子さんの話、今日の感想など
ざっくばらんに対話ができること、とてもうれしく感じています。

そのなかで、OYAKOLABOに来てくださった理由を伺ったときに
「工作が好きだから来た」「図工の時間が苦手だから来た」
2人の保護者の方が対照的なお話をしてくださいました。

そんな話を伺いながら、2人のお子さんの様子をみていると

普段ははじめに人見知りをして、お母さんから離れないという子が
荷物を置く間もなく素材を吟味して、黙々と集中して手を動かしていたり。

まるで「ああしてみよう」「こうしてみよう」が溢れてくるように、
興味の赴くままに、たくさんの好奇心からアイディアを試してみていたり。

どちらのお子さんもそれぞれの個性を発揮しながら
場を味わってくれたように思います。

工作が好きなら、普段は使う機会のない素材や道具、やり方で
思いっきり夢中になってほしい。
たとえ図工の時間が苦手でも、もしかしたらそれは
「これで合っているのかな?」「こんなことしたらダメだよね」
そんな思いが、はたらいているのかもしれません。

私たちは、子どもたちに「画家」や「アーティスト」
はたまた「自然好き」になってほしくて
このプログラムをやっているわけではありません。

子どもたちに起点を置いた環境設定によって
お子さんの個性がみえてくることが多くあり
その個性を伸ばすきっかけづくりをしたいと思っています。

今この記事を読んでくださっている保護者のみなさん、
お子さんは、工作が好きですか?それとも苦手でしょうか?

アートの会に、上手い下手は関係ありません。
「わが子が大人になる前に、個性を見つけて伸ばしてあげたい」
そんな方は、ぜひアートの会に遊びにきてくださいね。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました^^

次回のOYAKOLABOはサマーキャンプin屋久島です!
徐々に定員が埋まりつつあります。
詳細は以下のチラシやこちらよりご覧ください(Facebookのページに飛びます)。

次回のアート編は8月21日(日)「ちからdeアートの会」♪
夏だからできる、絵の具と自然物をつかったダイナミックなアートワークをおこないます。
こちらもお楽しみに^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?