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日本の歴史

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記事一覧

馬、弓、そしてチョンマゲの歴史

馬日本の馬はせいぜい体高140㎝だから、ポニーに属する。ヨーロッパも中国も軍馬は去勢してい…

みつやま
8日前
7

続・活版印刷職人ドラードの話

天正遣欧使節団の随行員だったコンスタンチノ・ドラードは1567年諫早生まれの日本人である。長…

みつやま
8日前
7

日帰り兵庫県の旅

今まで生真面目に歴史エッセイを書いてきましたが、今後はブログ的にnoteを使おうかなと思いま…

みつやま
11か月前
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東京・水戸「尊王攘夷の旅」3日目(最終回)

(2日目後編から続きます) 3日目は昼食会と飲み会を元同僚のみなさんと開く予定だったので…

みつやま
1年前
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東京・水戸「尊王攘夷の旅」2日目後編

(前編より続きます) 水戸駅まで戻ってきて、北口から「水戸学の道」を歩く。1周2.5キロの…

みつやま
1年前
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東京・水戸「尊王攘夷の旅」2日目前編

(1日目から続きます)。 2日目はついに水戸へと旅立ちました。といっても上野駅から特急で1…

みつやま
1年前
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東京・水戸「尊王攘夷の旅」1日目

いきなり物騒なタイトルですが、2023年3月8日から12日まで、東京と水戸に旅行に行きました。東京の知人・友人と旧交を温めるのが主な目的でしたが、さいきんテーマとしている幕末の尊王攘夷思想について、ゆかりの地を訪ねてもみました。まだまだ勉強中なので、写真とともに、みなさんともに、楽しく学ぶぜ。あっ私は決して右翼でも過激思想の持主でもなんでもなく、ただの民主主義者?です。 博多から東京に行くのに新幹線を使うという愚挙を犯して、5時間電車に揺られて東京に着いたぜ。さっそく向かっ

【歴史小話】江戸の屋敷面積

江戸の都市構成 江戸時代、江戸の土地の約70%は武家地であり、残りの30%に寺社地、町地と百姓…

不二考匠
1年前
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佐賀市歴史探訪(2023.2.26)

今日、ふと思い立って、佐賀に行くことにした(司馬遼太郎風) というわけで、福岡市・天神か…

みつやま
1年前
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「佐賀の大砲」の真実――幕末維新と佐賀藩

江戸湾を封鎖すれば、江戸は10日で干上がる――それが当時からの見立てであった。 ペリー提督…

みつやま
1年前
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高度経済成長のルーツは戦時体制?~「役に立った戦争」を読む~

一般に日本は太平洋戦争でほとんどすべてを失い、戦後に経済大国として復活したのは奇跡だと思…

みつやま
1年前
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光格天皇と民衆

『幕末の天皇』を著した藤田覚は、王政復古(1868)は3人の天皇により成しえたのではないかと…

みつやま
1年前
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栗林忠道中将と硫黄島の戦い

それは見捨てられた島だった。 硫黄島は東京から南へ約1000キロ、東京都北区ほどの面積しかな…

みつやま
1年前
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「小田原評定」と「敵国降伏」、そして意外な「KYキャラ」について

「小田原評定」の真の意味私は城めぐりが趣味の一つなもので、東京に住んでいたころはときどき小田急の特急ロマンスカーに乗って小田原城に行っていました。城郭も当時を偲ばせるし天守閣も凛々しいですよね。 ところで小田原城といえば北条早雲の「火牛の計」と秀吉の城攻めにおける「小田原評定」ですよね(ですよねって…)。私はまあ子供のころから軍記物語が好きだったものですから、小田原というと、北条早雲が1000頭の牛の角に松明を灯して夜襲を行い、大軍と見せかけて小田原城を落とした「火牛の計」