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親が帰っていった

先日の花火大会の前後で、親が竹野に来てくれた。

花火大会と孫の顔を見にきたってのが表向きの理由で、本当は私たち夫婦のことを心配だったから。それくらい、私でもわかる。察する力。

親になって、親の大変さやありがたさが身に染みてわかるようになってきた。しかも我が家は4人兄弟で、よくぞ4人も育てたなぁと感心しかない。
ケンカしたことや嫌な思い出もあるけれど、4人いてくれた楽しさやありがたさの方が大きく勝る。
だから、私も何人か子どもを持ちたいと思っているけれど、4人も持てるかと言われるとそんな元気はない。ギリ3人だ。

私はすごくいい家庭に生まれたと常々思っているのだけれど、最近親が話すには何度も大変なことがあったそうだ。それこそ、「実家に帰らせていただきます」的なことがあったらしい。

すごく驚いた。親になって親としての話を親から聞くと知らなかったことがたくさんあって、子どもにはわからない苦労がある。
親への感謝と尊敬の念は、年々強くなっていく。

滞在中、大いに甘えさせてもらった。
花火大会を無事終えることができたのは親のおかげだ。

お見送りの時、いつもだったら別れの寂しさで涙がちょちょぎれるのだけれど、今回はなんとか耐えられた。自分の感情の律し方がなんとなくわかってきたようだ。

離れて暮らしているからこそ、より強く感じる親のありがたさ。
次、会うときは娘も1歳になっている。私も父1歳。

少しでも成長した姿を見せられるといいなぁ。

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