子どもが生まれ、１ヶ月が経ちました。
生まれた瞬間から肩書き「父」が増えた。
でもあくまでも肩書きなだけで、１ヶ月経ってやっと父になれた実感があります。

男女差別だ！と怒る人がいるかもしれませんが、やはり「母」とは違いました。妻は生まれたその瞬間から愛情深い「母」になりました。

子どもが泣いていても嫌な顔をしないし、夜泣きにも対応しておりました。
「大変じゃないの？」と聞いても、この子は手助けが必要だからと真面目な顔で模範解答。
私は勝手なもので気が向いたらかわいいと思って面倒をみるけど、嫌な時は心から嫌でした。
ある時、「うるさい」と怒ったら、妻に泣きながら怒られたこともあります。
「この子は泣くことでしか、自分の感情を伝えられないのだから、私たちはそのサインを受け止めてあげないとだめ」と言われ、ハッとしました。

立っている土俵が違うのです。
それでも１ヶ月経つと、徐々に父と母の認識の違いが減ってきて私も愛情普通の「父」になってきました。
泣いてもうるさいと思わず、助けが必要だ！と思えるようになれたし、
どうして泣くのか少しはわかってもきました。
あまりにも泣く時や、自分が眠い時は、うるさいなと思うことがあります。
その点はまだまだ「母」には敵いませんが、それでも少しは近づいてきた実感があります。
（あくまでもこちら側の立場からの意見です。妻の意見はわかりません）

子育ては夫婦の関係性を新しいものにしてくれました。
責任の重みに押し潰されそうになることもあります。

それでも「生まれてきてくれてありがとう」と思う気持ちだけは持ち続けていたいと思います。
まだ１ヶ月。これから自分がどんな変化をするのか、楽しみです。