ひきこもっていた頃の私の日記より（2017年8月27日のFacebook投稿全文 ）

料理人になりたくて、長年レストランで働いてました。自分の作った料理でお客さんに喜んでもらいたい、人を笑顔にできる仕事がしたいと思ってました。
   料理人になるにはお客さんのこと知らなきゃと思ってホールスタッフとしてアルバイトしていた頃、接客という仕事に対する姿勢が大きく変わった出来事がありました。

最初はお皿を下げたり、お冷やグラスに水を注いだりする仕事を任されて、お客さんが少ない時間帯にメニューを覚えたり、料理の説明の仕方を先輩に教わったりしていました。
ある日突然、「じゃあ、今からあのお客様のオーダー伺ってきて」と言われて、「(初対面の人と話すのは緊張するし、料理の説明まだ上手くできないし…)できません～💦」ってその場は先輩にお願いをしてしまいました。

その後先輩から、「お前なぁ、お客様のこと考えろ！たくさんある店の中からうちの店選んでわざわざ来てくれたんだぞ。しかも記念日にさぁ。…グチグチ、ネチネチ(笑)…」
衝撃を受けました。自分が恥ずかしいと思いました。
目の前のお客様に精一杯のおもてなしをすること。どうしたら、目の前のお客様が喜んでくれるか自分で考えること。お客様の立場で考えること。

とても大切なことを教えてくれ、私の生き方に大きな影響を与えたその先輩は、アルバイト、フリーターでした。先輩には夢があって、私より一足先に上京しました。

その人がどういう人か、信頼できる人か、とかって、学歴や職業じゃわかりません。政治家だって警察官だって、医者だって不正や犯罪に手を染めてる。年収何億の人が人格者ってわけでもない(と思う)。だから、自分に誇りを持って、自分を信じて、自分の人生歩めばいいんじゃないかな。

ずっと自分に自信なくて、私なんか役立たずだって苦しみながらも、懸命に生きてきた。そしたら、私にできることをやっと見つけられた！しかも、私がずっと抱いてた夢が間もなく叶います❗「やればできる」小学生の頃から自分を鼓舞してきた言葉です。周りに負けるな！自分を大切にしろ！

手作りおやつ工房とさか
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