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昭和の香り Lo-D D-350カセットデッキの思い出

レトロなカセットデッキのお話です。
またまた、性懲りも無く、たまたま、メルカリで見つけてしまいました。1970年代後半に製造されたカセットデッキです。
Lo-D(ローディー)のD-350です。
Lo-Dというのは、かつて存在した日立のオーディオブランドです。
このカセットデッキは、子供の頃に買ったオタ部屋の初号機なんです!

この時代のカセットデッキでオークションなどに出ているものは、錆び付いていたり、埃をかぶっていたり。しかも大半は「通電確認しました」とだけ書かれている、きっと動かないんだろうなぁというシロモノばかり。

そうした中で、躯体が非常に綺麗で、かつ、整備済みとか修理品などと書かれていないにもかかわらず、動作品と書かれていましたので、ゴムが伸びているのではないかとか、買った後ですぐ修理ではとか、若干、考えたものの、勘に頼ってポチることにしました。

めっちゃくちゃ綺麗!半世紀以上経っているとは思えない!

そして、到着したのがこれです。
ひょっとしたら、半世紀のうちのどこかで修理されているのかもしれませんが、きっと、部屋置きで綺麗に保管されていたのだろうなぁと想像されます。

実際に動かしてみたところ、電源を入れると、レコードランプが、カセットテープを入れるところの背景のランプ、レベル・メーターのランプとともに、まるで、パワーインジケーターのように点いたままになっている点と、微かにキーという金属が擦れる音が出る点以外は、至って普通でした。

レコードランプがつきっぱなしというのは、ひょっとしたら、修理の際に配線を間違えたとかいうことかもしれませんね。

ネットで見つけた広告?orカタログ?
42800円ですね。
唯一生き残っているTEACのカセットとCDとが両方ついているデッキと変わらないかも。
・・・ってことは、物価的には、これでもそこそこ高価だったんですね。

触ってみて、昔使っていた頃のことを思い出したのですが、この頃のデッキは、録音や早送りなどのレバーを押し下げると、「ガッシャン!」と、工作機械でも操作しているかのようなかなり大きな音が出ます。こうした音も、懐かしくなりますので、たまには、こうしたビンテージなものを買ってみるのも良いかなぁと思いました。

早速、当時、FM放送やレコードから録音して聞いていた音源を録音してみました。
Kansas / Leftoverture
The Beatles / Let It Be
Focus / At The Rainbow
Van Halen / Fair Warning
Scorpions / Virgin Killer
Red Garland / Groovy
ヴァン・ヘイレンだけ、時代が少し先だったかも。

Luxmanの木箱入りアンプ、ONKYOの木箱入りプレーヤーと並べてみると
なんだか昭和な雰囲気でかなり溶け込んでる感じ!

このカセットデッキは、ローエンドなのですが、変にいろんなものがゴタゴタとついていなくて、すごく使いやすかったんですよ。しかも、当時としては、回っているカセットテープのほぼ全体が見えるようになっていて、ちょっと触るのが楽しいデッキでした。

このデッキにはドルビーがついていないのですが、その後、カセットデッキが世の中からほぼほぼ無くなるまでの間、CやらSやらといったドルビーは、実は一度もちゃんと使ったことがありませんでした。ノイズを取り除くというよりも、なんだか聞いた感じ、こもるというか、音が歪に変化して音が悪くなるように思えたんですよ。そういう方って他にはいないのでしょうかね?

まぁ、それはともかく、久しぶりにいいおもちゃが手に入りました。

FMレコパルについていたマルディロのイラストのインデックスカード
これは数年前に、メルカリで購入!
レコパル派だったので、カセットテープには必須です!

テープは、メルカリで買ったTDKのAEです。
テープももう普通には買えないみたいですね。
クロームテープなど買おうと思うと競取りの餌食になりますね。
ダイソーにはまだマクセルのノーマルテープ売ってるかな?

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