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妊娠の話④ 妊娠中にお世話になったおくすりたち

こんにちは。p0k0です。
今日は、妊娠中に悩まされた様々な症状に対して効果のあった、大変お世話になったおくすりを紹介したいと思います。

「妊娠中は薬は飲んじゃだめ!!」と言われていたり、「なんとなく飲んじゃいけないんだろうなぁ」と思っていたりでおくすりに頼らない方もいらっしゃるかと思います。

私もなんとなく
「胎児に影響があるからおくすりは飲んじゃいけないんだろうなぁ」と思い込んでいたり、
もともと風邪を引いたり熱が出ても「くすりに頼らない!」という方針の家に育ったこともあって、
妊娠した結果現れた様々な症状が出ていても我慢をしていました。

その結果妊娠初期はつわりもありとても辛かったのですが、
先に出産した友人から「先生に相談したらちゃんと処方してもらえるよー」と教えてもらって
ようやく担当の産婦人科医に相談でき、薬を処方してもらってとっても楽になったので

「まずは産婦人科医に相談してみよう!」と思ってもらえる方が増えて、妊娠期間中の様々なトラブルから解放される方が増えれば嬉しいなと思います。

※ 以下に紹介するのは私が医師に相談した結果服用したものです。他に処方されている薬や体調によっては禁忌のものもあるので、必ず医師に相談してください

頭痛や倦怠感に効く! 「カロナール 300mg」

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私が妊娠初期に最も悩まされたのは「頭痛」です。
もともと頭痛持ちだったわけではなく、周りで偏頭痛を抱えている人がいても辛さを理解してあげられず、申し訳ないなぁと思っていたのですが
つわりが始まって2週間ほどすると、慢性的な頭痛に悩まされるようになりました。
つわりがまるで二日酔いと同じような症状だったのです。
胃が気持ち悪い、倦怠感、そして頭痛。

先生に相談したところ、この「カロナール 300mg」を処方されました。
「カロナール」は製品名で、「軽くなる」をもじったもののようです。
(製薬系の製品名あるあるですね...かろなーる)

主成分はアセトアミノフェンで、副作用として肝機能障害があるようなので、服用のしすぎや他の薬との飲み合わせに注意が必要です。

妊娠するまでは、生理のときに起こる倦怠感や頭痛を和らげるために「ロキソニン」を服用していたのですが、
「ロキソニン」は妊娠中には禁忌の薬です。低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立されていないため、15歳未満には服用が禁止されています。

ロキソニンは飲んじゃだめだし、頭痛は我慢せねば、、と思って、仕事していても休んでいても止んでくれない頭痛にとっても悩まされていたのですが、
「カロナール」を飲んで頭痛は解消されました。

妊娠初期だけでなく、中期になっても度々頭痛と倦怠感が症状として現れましたが、いざというときの「カロナール」には助けられています。

口角の切れが止まらない! ひび割れにも 「モアリップ」

モアリップ

妊娠初期から悩まされた症状、お次は「唇のひびわれ、口角の切れが止まらない」です。口角炎、口唇炎と呼ばれるものですね。

普段から保湿ケアは割とするほうで、特に冬になると唇のひびわれがおこるのでリップクリームは手放せない、はちみつでパックをするときもありますよーっていう肌質だったのですが

妊娠中は春でも夏でも関係なく、唇がひび割れるようになりました。
さらに口角が裂ける。

一度裂けるとごはんを食べる、あくびをするたびに裂けるので、かさぶたができてもすぐ裂けてしまい、裂ける⇔かさぶたの無限ループを繰り返していました。
(地味に痛いし、ごはんを食べるのが怖くなりました。。つわりも相まって妊娠初期は体重が減ってしまいました)

そんなときに出会ったのがこちらの「モアリップ」。
いつも使っているリップよりちょっと高いけど、こんなんで効果あるのかねーと半信半疑で使ってみたのですが

驚くなかれ!!みるみるうちに口角の裂けがなくなり、ひび割れも起きなくなりました。

つわりの気持ち悪さがなくなってきた頃に、安心してごはんが食べられる喜びを支えてくれた資生堂さんに感謝感謝です。
妊娠期間が終わってもこちらはリピートしつづけるなぁと思います。

「モアリップ」は第三類医薬品なので、ネット販売・通信販売が許可されている一般用医薬品であり、町中の薬剤師さんがいるドラッグストアで購入ができます。

お腹の調子を整えてくれる「ミヤBM錠」

ミヤBM

お腹の調子を整えてくれるというと「ビオフェルミンかな〜」と頭に浮かぶ人も多いと思いますが、こちらの「ミヤBM錠」もお腹の調子を整えてくれます。

酪酸菌(宮入菌)が主成分で、抗生剤や胃酸の影響を受けにくく、腸管に菌が届き易いようです。
また酪酸菌は大腸で増殖する性質があり、有害菌の増殖を抑制したり腸管運動を促進すると言われています。

妊娠中は子宮に消化器官が圧迫されることによって消化器系の働きが悪くなり、普通の人でも便秘や下痢を引き起こすようです。

私はもともと消化器系の疾患を持っていることもあり、妊娠する前は漢方を飲んでいました。妊娠してからは漢方はよくないかもな、、と思って飲むことを自主的にやめていたのですが
妊娠初期に、私は便秘や下痢の非常に重たいバージョンになってしまいました。

ひどいときには午前中だけで10回以上トイレに駆け込む、外出してもお腹が痛くなって途中で帰る、さらにはお腹が痛くなるのが怖くて外に出られない、という状態になってしまいました。

これはまずい、そもそも消化器内科にいかなとなんだけどまずはどうにか、と産婦人科の先生に相談したところ、
処方していただいたのがこちらの「ミヤBM錠」でした。

後述する薬と合わせて服用したのですが、こちらのおかげで
1日何回もトイレにいくことは減り、外出しても急にお腹が痛くなることはなくなりました。本当に助かりました。。

便秘で困ったら 「酸化マグネシウム」

酸化マグネシウム

こちらは妊婦さんが便秘になったら飲むものとして、た○ごクラブなどでもよく広告が載っているので知っている方も多いかもしれません。

先述した通り、妊娠すると子宮に消化器官が圧迫されるために消化器官の働きが鈍くなります。また身体中の血液、水分が子宮に集中するために腸管内の水分が減り、結果的に便秘になることもあるようです。
この便秘に効く、便を柔らかくしてくれる効果があるのが酸化マグネシウムです。

私は便秘よりかは下痢に悩まされたので、こちらは気持ち程度で飲んでいましたが、多くの妊婦さんが便秘に悩むと思うので
悩んだらまず産婦人科医に相談してみましょう!

貧血、めまいに効く「クエン酸第一鉄Na錠 50mg」

クエン酸Na

妊娠する前から、貧血で倒れるまではいかなくても、ヘモグロビンの値が下限ぎりぎりだったり血圧が40/80だったりと
もともと血関係には自信がなかったのですが、

妊娠してからは明らかに貧血、そしてそこからくるめまいに悩まされていました。
起きても立ち上がれない、座ってから立ち上がるとくらくらして座り込む、、しかし最初の病院での血液検査で貧血を言われなかったので「自分の思い込みや」と思っていました。

しかし、2つめの病院で中期の血液検査をした際に「ヘモグロビンの値が低いね、、鉄剤処方しておこうか?」と言われて、1回断ったものの
「飲んでよくなるならもらっとこう」と思い直し、もらったのがこちら。

人によっては吐き気等の症状がでることがあるのですが、私は服用するようになってから、
あきらかに階段の上りのときの動悸が減り、立ち上がっても倒れそうなめまいがなくなったので、処方してもらってよかったなと思いました。
(こちらを飲むと便が黒くなってびっくりします、あしからず。。)

番外編 : つらい! こむら返りに「メディキュア」

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妊娠初期の終わりから悩まされたのがこむら返り。こむら返りなんてなったことのない人がほとんどでしょう。
私も妊娠するまではなったことがなく、足がつる、という感覚がわかりませんでした。

しかし妊娠してちょっとお腹でてきたかなー、と思った頃の朝に突然襲われたこむら返り。。なめてました。
朝がきてちょっと伸びようもんなら両足ともにこむら返りを起こして悲鳴。
胎動が始まって夜中眠れず、たまに2時間ほど眠れたのに膀胱をつつかれてトイレに行きたいな、、と起きたときに襲ってくるこむら返り。

寝る前にどんだけストレッチしても必ずやってくる、こいつを私は許さない。。

寝るときにはメディキュットを履いて少し緩和されたものの、まだまだやってくるこむら返り。
そんなときに試したのが高濃度炭酸らしい「メディキュア」。
ちょっと高いんですが、許せないこむら返りに比べたら許せるかな、と使ってみました。

結果、「メディキュア」を入れてお風呂に入った日の翌朝にこむら返りで起きることはなくなりました。
ほんとかねーと思い、次の1ヶ月にいつも使っている入浴剤でお風呂に入ったところ、こむら返りが復活。。
おそらく効果があるように思いますが、しくみがよくわからないので番外編ということで。
興味がある方は試してみてください。

ではでは〜👋


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