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Q2

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草と油

草と油

富山地方鉄道の立山駅。
改札まで時間があったので先の踏切まで散歩。
草と枕木の油の匂いが良い感じでした。

さらばQ2

さらばQ2

手放すかどうか悩んでいたQ2、結局手放しました。
豊かな階調表現とAFで使えるズミルックスがとても良かったのですが、ちょっとばかしAFが頼りなかったのと、どこか物足りなさを感じていたのもまた事実。

一年間、北は北海道から標高3,000mの高地まで色々行きました。
今まで爆速AFや連写性能ばかりを気にしていた私に、じっくり写真を楽しむことを教えてくれました。
またデジタルでライカを楽しみたくなった

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ドイツ×ドイツ

ドイツ×ドイツ

部屋を何周したか分からないメルクリンの蒸気機関車。
1/87の模型ですが、足周りのテカリ具合はベテランそのものです。
Q2はしっかり表現してくれました。

立山で想う

立山で想う

アルペンルートを長野側から入ると、関電バスの後にケーブルカーに乗る。

製造は昭和44年。西暦で言えば1969年。
東京オリンピックの5年後からずーっと、立山の奥深くに貫かれた急勾配のトンネルを登ったり降りたりして多くの人を乗せてきた。

私が大学から登山を始めたキッカケは、祖父だ。
常々「お前さん山でもやればいい」と、言われていたので何も悩まずにワンゲル部の門を叩き、かけがえのない4年間を過ごし

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夏と冬

夏と冬

夏の立山。
酷暑でいつもより小さいながら雪渓も見られます。
雪の反射で露出が難しい場面ですが、Q2は上手く写し取ってくれるので心強いですね。
夏の空と緑の中の雪。
いい風景です。

近所のアイツ

近所のアイツ

近所の公園に行った時のこと。
ふと目をやると、どこかで見たアイツが佇んでいました。
5時55分!5時55分!
聞こえてきます…

透明と青のあいだ

透明と青のあいだ

レストランのテラス席。
透明なんだけど青なんだけど透明な、なんかちょっと不思議なコップだったので思わず一枚。

武蔵野線

武蔵野線

武蔵野線だなぁ…と思う風景のひとつ。
東京駅から臨海部を経て千葉〜埼玉の郊外を走り東京の西へ。
結構、車窓の変化に富んでいます。
東京外縁部をぐるっと走るので、スカイツリーがほぼずっと車窓にあるのが面白いですよ。

白と黒の銀

白と黒の銀

白黒でも分かるステンレスの輝き。
コルゲートの凹凸と溶接スポットの歪みがステンレス車両らしさを際立たせます。
上手く言えませんが、ライカのモノクロで撮るステンレスは特に輝いているように見えます。

夕暮れの東海道

夕暮れの東海道

先日、誘われて久々に鉄道旅行を楽しんだ。
団体列車での伊豆高原からの帰り、車窓には夕暮れの東海道。

子供の頃、夏休みの家族旅行と言えば伊豆だった。
宇佐美海岸で海水浴をしてから父が勤める会社の保養所に泊まるのが定番コース。
我が家はもっぱら車だったが、帰り道、夕暮れに染まる海を眺めながら楽しかった旅行が終わってしまう寂しさを子供ながらに感じていた。

そんな事を思い出しながら列車に揺られ一路我が

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花の名前を教えてくれる人

花の名前を教えてくれる人

去年、仲良く旅立った祖父母の1周忌で田舎へ。
いつもと変わらず庭に咲く花たち。
その中の、とても綺麗な小さい白い花を撮る。
Q2のマクロモードは見過ごしてしまいそうな風景をキリッと、けれど柔らかく写しとる。

そう言えば、なんて名前の花だろう。

名前を教えてくれる人はもういないんだった。

毛細血管

毛細血管

みたいだなぁ〜と思って1枚。
細かい枝の一本一本に命が通ってるわけですから、ある意味確かに毛細血管。

信号被りの小樽駅

信号被りの小樽駅

小樽駅の好きな立ち位置から写真を撮ると信号機が邪魔なんですよね。
仕方ないけど、もう少しなんとかならんかったのかなぁ…。
まぁ、これも「今の姿」なんでしょうか。

生きている機械

生きている機械

蒸気機関車の複雑怪奇な配管。
こういうところに「生き物」のような、なんだか機械らしからぬ強い生命力を感じます。