【和訳】One More Day/Descendents

哀しみから目を背けて過ごした最期の数年
あなたは僕を嫌ってたから、誰の目にも分かるほど

いつまで経っても考えてしまう
あなたにとって僕はどんな存在だったのか
どうしてあなたに嫌われたのか
僕があなたに何をしたのか

そして答えは見つからない
気にしてないふりをして
会う人みんなに嘘をつく
その時にたった一つ僕が欲しかったもの

それはもう一日、昨日みたいな日
僕があなたを支えて、あなたは僕を貶して
そんなあなたがまだここにいてくれたら
もう一日だけ、昨日みたいに
あなたと共に

僕らはついには話すことさえなくなった
まだやれることを残したままに
あなたはいなくなってしまった

いつまで経っても考えてしまう
別れが訪れた理由を
あなたが僕を嫌って、責任を押しつけた理由を

冷たく乾いた視線
病室に満ちる匂い
そうだね、僕があなたをここに連れてきたんだ
親不孝な一人息子さ

もう一日、昨日みたいな日
僕があなたを支えて、あなたは僕を貶して
そんなあなたがまだここにいてくれたら
もう一日だけ、昨日みたいに
あなたと共に

いつまで経っても考えてしまう
あなたにとっての僕がもっと大切な存在だったらと
いつまで経っても考えてしまう
あなたにもっとしてあげられることがあったかなと

どうしたらできるだろう
あなたに背を向けて歩き去ることが
ただ目を閉じて、死にゆくあなたに目を向けることが

僕らの溝は埋まらなかった
愛の歌を共にうたう
そんなチャンスなんてなかった

息子は父さんを愛していたよ、あなたはどう?
今あなたの温もりをこんなにも感じる
この部屋は寒いね
明日あなたを土の中に埋めた後は
僕にできることはもうなにもない

もう一日、昨日みたいになんて
僕があなたを支えて、あなたは僕を貶して
そんなあなたがまだここにいてくれたら
もう一日だけ、昨日みたいに
あなたと共に

もう一日、昨日のような日
(昨日みたいに、あなたと共に)
もう一日、昨日のような日
(昨日みたいに、あなたと共に)
もう一日、昨日のような日
(昨日みたいに)

もう一日だけ


※注

pick you up
:迎えに行く、抱き起こすなど訳が考えられましたが、介護のエピソードに基づくとのことでしたので"支える"としました。


作詞作曲のビル・スティーブンソン氏が、折り合いが悪かった自身の父親との関係、そして死別について書いた一曲とのことです。泣けます。

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