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自分の仕事を魅せるには

こんにちは。えめです。

最近、ある流れにあって、
もったいないシーンを見かけました。

詳しくは言えないのですが、
そこから思ったことをつれづれと。

自分の仕事を魅せるには
(最小限の動きで
最大限のパフォーマンスをするには)

お時間よろしければお付き合いください|・ω・*)

この2人どっちがカッコいいと思いますか?

たとえば。

「目の前にある木を切り倒す」
と言っている人がいます。

この人は今までに1000回木を切っていて、
「侍マスター」という称号を持っています。
各地で木を切ったと話題に。
なんとも手を触れただけで木を切れると。

「さぁ今から切りますぞ!
私は何度も木を切ってきた!
私は侍マスターである!
今木に触れていますが、この木が倒れるのです!」
「さぁ倒れますぞ!」「さぁ!」

しばらく後、この木は倒れました。



一方で。

ある村の住人が、
木を倒したいと思っています。

悩んでいると、
1人の「刀を持った人」が住人に気づきます。

刀を持った人は住人の話を聞き、
しばらく木を見つめます。

すると、刀を持った人は、
「この木でいいですか?」と住人に問います。

「ええ。」と住人。

その刀を持った人が、
ある木に手を当てると、
なんと木が倒れたのです。

その木の危ないところを刀で少し整え、
「これで大丈夫ですか?」と。

「え、ええ。」と住人。

刀を持った男は笑顔を見せた後、
去っていきました。


さて、あなたは、
「侍マスター」と「刀を持った人」
どっちがかっこいいと思いましたか?


(例えがごめんね、「刀で切らんのかーい」ってツッコミは今ちょっと置いといてくださいね笑)


必要な人に、一突きで、変化を見せる。

結論から言うと、
私は、「刀を持った人」推しです。

「侍マスター」は、
何度も何度も「行きます!」と言っていて、
胡散臭い感じがします。

実は、「侍マスター」は、
木の倒し方は知っていますが、
「いつ木が倒れるのか」を知りません。

だから、
何度も何度も「はい!倒れます!」
と言うのです。

見物人が
木が倒れるという変化を見た瞬間に喜ぶのは知っているので、
木が倒れるまでに見物人が去っていかないように、
必死にパフォーマンスをしています。


一方で、
「刀を持った人」は、
どの木がいつ倒れるかを知っています。

だから、パフォーマンスは必要ありません。

必要な人に、変化を見せれるタイミングで、
目の前で変化を起こします。

「刀を持った人」がカッコいいのは、
知識が「侍マスター」より一つ多いから。

クール。


もう一つの要素として。

「侍マスター」の方は、
パフォーマンス後、
見物人が「すごーい!」「……で?」となります。

木を倒したことが我々にどう役立つのか?

喜ばせて終わり。一発屋です。

一方で、「刀を持った人」は、
必要な人に木を切っていたので、
必要になったらまた呼ばれます

必要になって呼ばれても、
「侍マスター」はいつ木が倒れるか知らないので時間がかかるでしょう。

これらのことから、
必要性な時に、狙って、木を倒せる、
「刀を持った人」の方がカッコいい。
ということになります。


つまり私が言いたいのは、
仕事に称号とか実績とかできるアピールってあんま関係ないよねってこと。

(実績はいるでしょ!って思うじゃん?
行きつけの美容師さんが、
たくさん賞持ってるけど、
「実績って目の前の仕事には関係ないからね」って言ってたの聞いてカッコいいって思ったの)

では、私たちはどうやったら
「刀を持った人」みたいになれるでしょうか?


タイミングの分かる人になる

「刀を持った人」のカッコいいポイントは二つ。

クライエントの「必要」を理解していること
✅変化が起こるタイミングを知っていること

ポイント1:
クライエントの話を聞いているか

クライエントの「必要」を理解するには、
クライエントとお話をする時間は必須です。

いつ、なにを、希望しているか。
どの程度希望しているか

これを把握するには、話すことは必須。

また、顔色とか声のトーンとか背景を察知していると、
さらにピンポイントで心を掴めるでしょう。

ポイント2:
変化がどう起きるものなのか知っているか?

変化が起こるタイミングをコントロールするには、
変化が起こる原因と理屈と流れを知っている必要があります。

つまり、
よく勉強し、
よく経験し、
目の前にあることから自分の頭でシュミレートできるように考えることが出来ること

自分のものになっている必要があります。


そして、
もう一つ大切な要素が、
対象と呼吸を合わせる心

呼吸をあわせるには、
自分がどのような呼吸をしているか知っていて
自分の呼吸をコントロールできる力が必要です。


総括すると、
物事の本質がわかっていて、
自分のこともよく知っている。

上っ面だけの知識、
小手先の技術じゃできないことです。


これらのポイントを押さえていると、
ワンランク上のお仕事が出来るんじゃないかなーと思いました。

なぜこんな記事を作ったか

反面教師を発見したので、
戒めです。

戒めシリーズです。笑

なんとなく心が晴れた方は、
あるいは自分も気をつけよーって思った方、
あるいはこんなポイントもあるんやでって教えてくださる方は、
よかったら励みになるのでお知らせください。笑

私、いま、これ必要なので、
助かります🙏🏻

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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