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【希少疾患を知る⑥】全身性エリテマトーデス(SLE)

こんにちは!ペイシェントアクセス室です。
今日は、全身性エリテマトーデス(SLE)という希少疾患について、どんな病気なのか簡単に紹介させて頂きたいと思います。

日本では約6万4,000人

全身のさまざまな場所や臓器に「炎症」や「障害」が起こる病気です。国の調査によると、SLEの当事者は約6万4,000人です。男女差は1:9で、20~40代の女性に多いのが特徴です。一方、子どもや年配の方では男女差が少ないとされています。

SLEの詳細な原因は解明されていませんが、自己免疫疾患と考えられています。この病気になりやすい体質に関わる遺伝子はいくつか見つかっていますが、そうした体質が母親から子どもにどのくらい遺伝するのか、はっきりしたことはわかっていません。

症状は、発熱や倦怠感などの「全身症状」、赤い発疹が頬に出る「皮膚症状」、手や指が腫れる「関節症状」が多くの人でみられます。これ以外にも臓器・血管障害、口内炎、脱毛、日光過敏症などが起こることもあります。組み合わせは人によってさまざまで、ほとんど自覚症状がない人もいます。

もっと詳しく知りたい方は、難病情報センター(指定難病49)などをご確認ください。

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