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電気炊飯器、捨てました

タイトルの通りなのですが、この度電気炊飯器を捨てました。
子供の頃から私の生活には必ず電気炊飯器がありました。ひとり暮らしの頃でさえありました。

「ご飯を炊くには電気炊飯器が必要」という固定観念が私を捕らえていたわけですね。

最近ではよく「土鍋でご飯を炊くと美味しい」とも聞いてはいましたが、うちはガスではなくIHなので、なんとなく「そういうのは無理なんだろうな」と思っていたのです。

が、しかし、ある日Amazonでこういう物を見つけたのです。

IH対応のご飯が炊ける鍋。
ふんふん、私にとっては信頼のHARIO製なのね。大きさもいい感じ。今、家にある電気炊飯器よりもかなり小さい。

もし上手く炊けなかったとしても、普通の煮物用鍋としても我が家にはいい大きさです。(これまで煮物用に使用していた鍋は、子どもたちが同居していた頃から使っているものでかなり大きいのです)

こりゃいいや、というわけで注文しました。

■ そう言えばしばらく家でご飯を炊いていなかった


考えてみたら、しばらく家でご飯を炊いていませんでした。前に炊いたのがいつだったか思い出せない。

うちは、パートナーが朝食パン派で私はどっちでもOK派なので、朝はご飯を炊きません。
昼は家で食べないので炊きません。
夜は炭水化物を食べないので炊きません。

米農家さんから恨まれるような食生活です。

じゃあ、電気炊飯器捨てても鍋買わなくても良くない?そんな考えも頭に浮かびます。

しかし、ちょうどその頃、ビジネススクールの後輩(でも年上)が「お米の美味しさを知ってほしい!」ということで、お米のECビジネスを立ち上げようとしていたのです。

「これは応援したいな」と考え、これからは積極的にお米を食べようと改心して、鍋を購入しました。

■ 久しぶりにお米を買った


ということで、後輩が扱う予定のお米をテスト販売してもらいました。
いやー、久しぶりにお米を買いました。たまにご飯を食べたくなった時は、サトウのご飯を買っていたのです。

うーん、これからお米のECを応援しようという人物とは思えません。

お米も鍋も到着し、いざ炊飯です。

■ 実際に炊いてみてどうだったか


取扱説明書を見てみると、次のような手順です。
①お米を研いで浸水させておく(30分以上)
②IHの中火で10分くらい
③フタのホイッスルが鳴ってから3分くらい引き続き加熱
④15分蒸らして炊きあがり

恐る恐るやってみました。

炊飯中

炊けていく様子が見えます。が、いい調子なのかはよくわかりません。
そのうち、まだ10分経過していないのにホイッスルが鳴ります。
「まだ早くない?」
不安になりながら、ホイッスルが鳴った後3分測って火を止めます。

取扱説明書どおり15分蒸らすと…

炊きたてご飯

おお!明らかに今までの電気炊飯器と違うルックス。一粒一粒がしっかりと主張しているみたいに見えて、一言で表現すると「美味しそう」の一言です。

実際に食べてみると…美味しい!
明らかに電気炊飯器ともサトウのご飯とも違います。
しかも、恐れていたような鍋底の焦げ付きも全くありません。さすがHARIO製。

それから数日、朝にご飯を炊いています。朝食パン派のパートナーも、とても美味しいと言って、今のところごはん派に転向しています。

電気炊飯器よりも省スペースで美味しく、手間も予想よりかからない。
朝食に2合炊くと余るので、昼食用におにぎりを作るようになったりもして、この鍋はなかなかいい買い物でした。
これからは米農家さんに貢献したいと思います。

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