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Yellow Face


時は現代。場所はアメリカ。
アジアンアメリカンの著者が白人アメリカ人を主人公にストーリーを組み上げている。
白人女性が中国系アメリカ人の友人から盗作をするところから始まる。人種的な要素がところどころに影響するけど、人種差別がテーマというわけではない。

最近、アジアンアメリカンの作品が目につくようになったし、セレブリティのブッククラブでもアジア系著者は注目されている。著者はあえてアジアンアメリカンだからという枠を超えて、Creativityの自由をテーマにしているのか。

出版業界への挑戦、認められたい意識、嫉妬、オンラインでの批判、炎上。今どきで、正直な生き様なのか。。

You would see Asian American writers being told that you can't write anything except about immigrant trauma or the difficulties of being Asian American in the U.S. And I think that's anathema to what fiction should be. I think fiction should be about imagining outside our own perspective, stepping into other people's shoes and empathizing with the other.

interview at NPR

読みやすさ 5
現代を舞台に主人公の作家としての日常、葛藤、問題。スムーズ。

ページターナー度 5
リズム感がよくて、主人公の思い、事件、どうすすむのかと暇を見つけては読みたくなった。

おすすめ度 4.5
題材が面白い。悪い事をした主人公に同情できるか。。。今の時代らしい、インターネットからいろんな疑いや言いたい事を言われる。どんな結末になるか想像がつきにくい。。



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