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⭐️心の学び:継続するとどうなるか

継続することはいつの時代も難しい。継続さえしていれば何かが生まれたかもしれないと思うことはよくある。

継続を止めてしまう理由の一つに「何のためにやっているの?」というくだらない質問がある。

ぼくはいつも「継続は継続することを目的にして継続出来る」と思っている。

「何かに成りたい」といった継続とは別の理由では継続は出来ないものだ。

ぼくはnoteへの投稿も続けているが、絵を描くことも続けている。
当然ながら初めは「上手くなりたい」と思って絵を描き始めたけれど、その幻想は簡単に裏切られた。

上手くなることよりも継続することだと思い直してかれこれ十年くらい絵を描き続けている。

先日引っ越しした際に出てきたのが一番最初に描いた絵だ。

初めて描いた絵

「何じゃこれ」と思ったけれど、その時は必死だったことを思い出す。いくら頑張っても描けなかった。描けないのは仕方がない。

同じ絵を今ならどれくらい描けるようになったかを試してみた。

十年後の絵

少しはマシになったように思う。もちろん自己満足だ。五分程度で描けた。もっと丁寧に描けばさらに良くなりそうだ。

これは継続によって脳の機能が可塑的変化を起こしたことを示すものだ。脳の可塑性は訓練によって変化するのだ。

「継続は何のために?」といったくだらない質問に対して「脳の機能変化を促すため」と答えると「なるほど!」となるかどうかはわからない。しかし、確実に言えるのはその答えである。

継続は力なりという箴言を覚えるのではなく試すことだ。

ぼくは継続の力を信じる者だ。

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