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⭐️学び:素直と変化

「自分らしく」や「自分軸」など自分を中心とした生き方や考え方を称賛する言葉に出会うようになった。間違いを犯さなければ良いことなのだと思う。

ぼくは、自分を中心にした考え方や生き方を持つつもりがないので、どんな世界観になるのかは想像できないが、おそらく、他人に合わせずに自分の好みに従った生き方と大差ないのではないだろうか。

今日はそっちの話ではなく、他人の助言の大切さについての話をしようと思う。「自分軸」らとは反対の話だ。

ぼくは「他人であっても良い人を探せ」といつも思い実践している。実践というと実験的に思えるが身についた行動になっている。

そんな良い人は、助言をしてくれる。ぼくはその助言には出来る限り従うつもりだ。

良い人が、ぼくという悪い人への助言が無駄になることはないからだ。

自分の好みに従った体験は高が知れている。他人から見た自分はまだまだ不足していることがあるはずだ。それを埋め合わせてくれるのが他人の助言だ。

「自分は自分」というのは勇ましいが独りよがりの頑固者でしかないこともある。

助言は「プロデュース」でもある。他人がタダで自分をより良くしてくれるのだ。有難い話だ。

他人の助言は素直に聞き入れて試してみることだ。

「そんなに他人の言うことを聞いていたら自分がなくなる!」と言うかもしれない。しかし、そんなことになるくらいあなたに助言してくれる人がいるだろうか。おそらくいない。

周りの良い人はどれくらいいるか考えてみるといい。良い人は必ず助言してくれる。
それに素直に従っていると、思ってもみないような体験をすることができる。
自分も良い人になろうともする。世界が相互作用でできていることを実感する。世界観が変化するのだ。

「自分軸vs他人軸」「頑固vs素直」「固執vs変化」、こんな闘いがあってもいいのではないだろうか。何を選ぶかは自由だ。この意味は存外重要である。
二項対立はうまく使わないと哲学バカで終わってしまうということだ。

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