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「花束みたいな恋をした」は、宝物が何かを教えてくれた。

あのカルテットを手掛けた
脚本&監督のコンビが作る作品ということで
すごく楽しみにしてた映画です‼︎✨

その期待を大きく超えて、
生涯記憶に残るような素晴らしい映画体験をさせてもらいました☺️✨

本当にエモーショナルで
胸を打たれる作品でした😳‼︎✨

等身大のありのままを描いた
20代のラブストーリーは、
飾らずにとても自然体。
誰しも経験しそうな物語だからこそ、
こんなにも共感し感動してしまうのかと思いました。

有村架純さんと
菅田将暉さん。

この2人だからこそ、
ここまで素敵な作品になったと感じました😌✨

大学生の2人。
感性や趣味がぴったり合うと会話が楽しくて、
惹かれてしまう気持ちはすごく分かります。

しかし麦くんも絹ちゃんも
あまりにも好きなものがコアでマニアックすぎて
いちいち笑いました🤣w

出てくるワードが

「ミイラ展」
「劇場版ガスタンク」
「今村夏子」
「ゴールデンカムイ」
「宝石の国」

などなどww

他にも数々の作家たちの名前、
「カンブリア宮殿」とかも
会話中に出てきました笑
知的な文系大学生な感じがぷんぷんしてました☺️
たぶん早稲田とか慶應とか
関西でいう立命館とか関学、
その辺りの大学生なのかなぁって笑

趣味が本、漫画、映画、美術の2人は
その感性もぴったり同じで、
そんなの一緒にいて話題が尽きるわけがなく、
楽しいに決まってるよなぁ😆‼︎って、
とても微笑ましかったです☺️✨ほっこり✨

大学時代って、こんなに気の合う人に出会えるから、
すごい貴重な時期だと思いました!!うんうん😌

好きなもの、感動したものを
共有できる人、共有する時間って、
すっごくかけがえのないもので
幸せだと思うわけで、、、😯✨

私も、好きな映画とか
本とか漫画とか、色々多いのですが、
全ての感動を共有できる彼氏って
持ったことないので、2人が羨ましくもありました😌✨

しかし、社会人になり、
会社の人間としての責任や色々なものに追われ、
価値観が変わってしまったり、
昔好きだったもの、
あの頃のワクワクするような純粋な気持ちを
いつのまにか忘れてしまったりする経験は、
私もしたことがあります。

好きなものを生かしたわけではない、
新卒で入社した会社で、
荒波に揉まれに揉まれ…、
まさに責任感と使命感で
日々仕事に追われて心を失った
4年と5ヶ月があります。

大学生の頃、猛烈に好きだった
湊かなえの本、
中島哲也監督作品、
ONE PIECEの漫画。
映画鑑賞そのもの。

全てから離れていました。
本当に、いつのまにか。。

休みの日さえ読む気、見る気が起きませんでした。
あんなに好きだったものに
感動できなくなっていました。

自分を見つめ直そうと
素直な気持ちに従い、
会社を辞めてからは徐々に、
本当に好きだったものを取り戻し始めました😌
ONE PIECEも再開して、最新巻に追いつけました⭐️笑

だから、
麦くんの気持ちはとても分かります。

分かってしまうから、切ないのです。

その変化は避けられなかったと思えば思うほど、
リアルで、悲しくて。

好きだったのは事実なのに、
いつのまにか心が変わっていくこと、
でも、
思い出だけはずっとずっと
2人の中で生かされると思います。

麦くんの、
"このままでもいいから、
恋愛感情がなくなってもいいから
結婚したい"って気持ちは、
男の子特有のものかなぁと思いました。

最後のファミレスのシーンでは、
私は、絹ちゃんの気持ちに
完全同意でした。

私も、その選択をとるなぁって。

心が何も感じなくなったら、
恋愛は終了だと思います。

麦くんの意見、

熟年夫婦が、お互い空気のような
存在になったねって笑い合う、
それはそれでアリなのかな?
とは、絹ちゃんが思えなかったように、
私にも思えません。。

いつまでも尊敬の念や、思いやり、
時間を共に過ごすことにワクワクしたり、
楽しいって思えたり、
感動したり、切ないって感じたり、
時にはムカついて怒ったり、
喧嘩して、仲直りして、
また、やっぱり好きやな〜って
思える関係。

カップルでも、夫婦でも、
いつまでもそういう関係でありたい、
あれると、信じています。

なぜなら、私の父と母を見ていたら、
ずっっっとカップルみたいに
仲良しでいるから。

過ごした日々が
かけがえのない宝物になるとは
こういうことだなあって、

最後は、
すごく、心がぽかぽかするような
気持ちにさせてくれました😌✨

本当に見て良かったです☺️✨

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