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秋のおやつレシピ集🌰🍁

金木犀の香りや涼しい風。
過ごしやすくお出かけしたい季節ですが
食べ物で秋を感じるのも楽しみのひとつ♪
最近は、無印のおうちで作れるチャイをお供に
おやつ作りに励んでいます☺️

秋のおやつレシピを8つ載せました♪

1. 栗の渋皮煮


とても手間な季節仕事であることは知っていたので
今まで作ったことはなかったのですが、
今年は時間があったので初めて挑戦してみました。

渋皮を傷つけないように丁寧に鬼皮をむいて
重曹と共に茹でる作業を何度も繰り返し、
透明になったら仕上げに再び熱湯で茹でてアク抜きをします。そうしたらようやく下拵え完了♪
きび砂糖を2回に分けて加え、じっくりコトコト栗に浸透させていきます。

この手間こそが、美味しさの秘訣なのかもしれないと。いつしか見てとても記憶に残っている大好きな映画「人生フルーツ」でも、手仕事が生み出す幸せを学びました。

"人生、コツコツ、ゆっくりと"

レシピです♪

【材料】※栗300g分

栗      300g
重曹     小さじ1.5 × 3回
きび砂糖   180g  
ダークラム  小さじ1〜2

【作り方】

▼ [栗の下拵え]
① 鍋にお湯を沸かし火を止め、栗を入れて20分程浸す。(茹でて柔らかくなったらすぐ剥き始める)

② 水気を切り、鬼皮を剥く。栗のお腹の部分(抑えると少しぺこんと凹む部分)に包丁で切り込みを入れて、渋皮に傷がつかないように、爪を使いながら指でゆっくり剥く。(爪が割れやすい人は栗むき器の「栗むき坊主」がおすすめです♪) 栗の底の硬い部分は剥きにくいので、指を切らないように細心の注意を払いながら包丁のあごを使って剥く。残った筋は竹串や爪楊枝を使って、取り除く。(茹でた後でも取り除けるので気になるところだけでOKです😉)

③ [栗のアク抜き]
鍋に栗を入れて、かぶるくらいの水を注ぐ。
食品用重曹を小さじ1.5入れて中火にかけ10分茹でる。火からおろし、ボウルに入れ、水が透明になるまで優しく流水で流す。(急激に冷やすと煮崩れを起こすのでゆっくりと)
この作業をさらに2回繰り返す。途中筋が自然に剥がれてくるので、随時取り除く。

④ 水が透明になったら、再び鍋に栗と水を入れ、中火にかける。沸騰したら弱火にして10分煮る。透明になるまで流水で洗う。
(ここでもまだ黒っぽく濁る場合はもう一度この作業を行う)

⑤ [栗を煮る]
鍋に栗を入れ、ひたひたになるくらいの水を加える。きび砂糖の半量を加えて火にかける。
(鍋は栗が一段で入るくらいの大きさがベスト) 

⑥ 煮汁が沸騰し、1回目に加えた砂糖が溶けたら残りの砂糖を加える。(砂糖は一度に加えると栗に甘みが入っていかないので2回に分けます♪)

⑦ 中央に穴を開けたクッキングシートをかぶせ、栗同士が擦れないように、やさしい火加減で20分ほど静かに煮る。

⑧ 煮汁がとろっとしてきたら火から外してそのまま冷まし、味を浸透させる。
完全に冷めたらお好みでブランデーやラム酒を加えて風味をつける。

出来立てを食べても十分味がしみて美味しかったです☺️✨お茶と共に食べるとほっこり🍵🍁

冷蔵庫で1週間は日持ちします。


ちなみにお砂糖は三温糖でもてんさい糖でも
グラニュー糖でもお好みのものでお作りください✨


『きび砂糖』
原材料:サトウキビ
上白糖よりもカルシウムやカリウムなどのミネラルを多く含まれます。まろやかな甘み、コクがあり、テリが出るのが特徴です。

『三温糖』
原材料: サトウキビ
白いお砂糖が作られた後、残った糖液を繰り返し煮詰めて作られます。煮詰める過程でお砂糖が焦げてカラメルのようになり、深いコクと甘みがあります。

『てんさい糖』
原材料:砂糖大根(ビート)
オリゴ糖を含み、腸内環境を整えてくれる効果があります。また、血糖値の上昇が上白糖と比べて緩やかであるのも特徴です。(GI値が低い)


2.さつまいものハッセルバック

さつまいもを丸ごと一本使ったおやつ🍠
じゃがいものハッセルバックをさつまいもで
作ってみました。じゃがいもの場合はチーズやベーコンなどお食事系にするのがポピュラーですが、
今回はきび砂糖とお塩、バターで、さつまいも本来の甘さを引き立てる形に仕立てました。
電子レンジとトースターで手軽にできちゃいます♪
ほくほくスイートポテトのような味わい☺️

【材料】※さつまいも1本分

さつまいも   1本
きび砂糖    小さじ1〜2
塩       ひとつまみ
バター     20g

【作り方】

① さつまいもは流水で洗い、さつまいもの両脇に菜箸を置いてはさみ、下まで切り落とさないようにして、包丁で5mm程の厚さに切り込みを入れる。

② 流水で切り込みの中まで濡らす。ラップでくるみ、500Wの電子レンジで7分加熱する。
(大きさによって時間を追加してください😌)

③ 柔らかくなったら取り出し、熱いうちに切り込みの間にバター10gを塗り、お砂糖と塩を全体にまぶす。

④ オーブントースター(上火)で5分程焼く。 
最後にバターをトッピングして完成♪


材料も作り方もシンプル♪
はちみつをかけても美味しいです🍯
また、粉チーズと黒胡椒をかけるとおつまみとしても楽しめます!


3. 栗のトライフル

栗の渋皮煮を使って作れる簡単スイーツです🌰
栗は半分に切り、スポンジケーキまたはカステラを一口大にちぎり、ラム酒を効かせたホイップクリームをグラスに交互に重ねればできあがり♪
仕上げに渋皮煮のシロップをかけて、粉糖をまぶせばさらに美味しい🥰
すぐできちゃうおやつです✨

【材料】※1人 (※生クリームの分量は多めです)

栗の渋皮煮    2粒
カステラ     1〜2切れ
渋皮煮シロップ  大さじ1
★生クリーム   200ml
★グラニュー糖  13g
★ダークラム   小さじ1
粉砂糖      適量

【作り方】

・カステラは一口大にちぎる。
・栗は半分に切る。
・★の生クリーム、グラニュー糖、ラークダムをボウルに合わせて、泡立て器でホイップする。

① グラスにカステラとホイップクリームと栗を交互に入れる。

② 最後に栗をトッピングして、渋皮煮のシロップと粉糖をかけて、できあがり♪

ホイップクリームの甘さは控えめに作りました。
栗は少しキッチンペーパーで水気をおさえると
粉糖が綺麗にお化粧してくれます。
カステラの代わりにスポンジケーキでも
もちろん美味しくできます♪



4.栗と白玉のクリームあんみつ

渋皮煮🌰を使った和スイーツです♪
豆腐白玉団子、よもぎ団子、抹茶アイス、干し芋、つぶあんを器に合わせて、きな粉、黒糖をかけてみました。ほんのりした甘みでほっこり✨
ほうじ茶や緑茶🍵とぴったり合います。

手作り黒蜜のレシピも載せました😌

【材料】※2人分

▼[黒蜜]
黒糖     70g
水      80cc

▼[豆腐白玉]
★白玉粉   50g 
★絹豆腐   70g 
★よもぎ粉  3g
◎白玉粉   100g 
◎絹豆腐   140g

干し芋    1本
渋皮煮    1粒
つぶあん   お好みの量
抹茶アイス  お好みの量

【作り方】

▼[黒蜜の作り方]
① ジップロックに黒糖を入れて麺棒で粉々に砕く。

② 鍋に黒糖と水を入れ、木べらで常に混ぜながら弱火で20分ほどとろみがつくほど煮詰める。水が少なかったり、煮詰めすぎて泡立てると再結晶するので注意が必要です!もし再結晶化した場合は水を少量足して再び加熱すれば再び液状に溶けてくれます。もし水飴があれば、とろみがついてから大さじ1ほど入れると結晶化しにくいです!

③ 冷めると再び固まる恐れがあるので、できたてをすぐに使うことをおススメします♪

▼[豆腐白玉の作り方]
① ボウルに★、◎の材料をそれぞれ混ぜ合わせて、滑らかになるまでこねる。

② 鍋にお湯を沸かし、一口大に丸めて茹でる。浮かんできたものから冷水にとる。

▼[盛り付け]
器に豆腐白玉、渋皮煮、つぶあん、抹茶アイス、干し芋を盛り付け、きな粉をまぶし、黒蜜をかけて、できあがり♪

白玉に豆腐を混ぜ込むことで歯切れの良い滑らかな食感になり、時間が経ってももちもちで固くなりません😉
アイスはバニラアイスでも美味しいし、
黒糖の代わりにはちみつでもOK🍯
渋皮煮シロップをかけても美味しくいただけます♪


5.イチジクとクリームチーズのトースト

トーストにイチジクとクリームチーズとローストくるみをのせて、はちみつをかけた朝ごはん☕️
ブラックペッパーが良いアクセントに♪
甘みと酸味のコントラストがクセになります!
イチジクが美味しい今の時期にぴったり🍁

【材料】※1人分

食パン      1枚
いちじく     1個
クリームチーズ  2ピース (キリ)
くるみ      4粒
はちみつ     適量
ブラックペッパー 適量

【作り方】

① 食パンをこんがりトーストする。

② 皮を剥いて8等分したイチジク、食べやすい大きさにちぎったクリームチーズをのせる。

③ はちみつをかけて、ブラックペッパーをまぶして、できあがり♪

はちみつはたっぷりめにかけると美味しいです。


6.柿とブルーチーズの盛り合わせ

甘みの強い柿と塩気の強いブルーチーズは
組み合わせるととても相性が良いです♪
砕いたくるみを散らし、ブラックペッパーを
ふりかけました。
今回は早秋柿を使ったのでしっかり甘みがありましたが、はちみつをかけても美味しいです🍯
おつまみとして、ワインにもとっても合います🍾

【材料】※2〜3人分

柿         1個
ブルーチーズ    適量
くるみ       適量
ブラックペッパー  お好みで

【作り方】

① 柿の皮を剥き、お好みの大きさにカットし、
お皿に盛り付ける。

② ブルーチーズを細かく切ってお皿にのせる。
 ブルーチーズの大きさはお好みで。

③ 細かく砕いたくるみを散らし、ブラックペッパーをかけて、できあがり♪

柿はフルーツの中でも特に甘みが強いフルーツ🧡
ブルーチーズの塩気と抜群に相性が良いです!
柿好きの方はきっと大好きな味☺️✨


7. かぼちゃのチーズケーキ

こっくりなめらかなチーズケーキ🎃
口溶けが良くかぼちゃの優しい甘みが美味しいおやつ☺️🍁かぼちゃとクリームチーズとの相性はとても良いです🥰作り方はとってもシンプル♪

小さくカットしレンジで柔らかくしたかぼちゃと
牛乳やクリームチーズ、お砂糖などの材料を全て
ミキサーに入れて混ぜるだけ✨
甘めの栗かぼちゃを使うのがおすすめです♪

【材料】※18cm型1つ分

かぼちゃ    300g (可食部)
クリームチーズ 200g
全卵      2個
牛乳      200cc
きび砂糖    70g
薄力粉     15g

粉砂糖     お好みで

【作り方】

▼下準備
・クリームチーズは常温におき柔らかくしておく。
・かぼちゃは種とワタを取り、皮をむいて1〜
 1.5cm角に切る。
・型にオイルを塗っておく。

① かぼちゃを耐熱ボウルに入れて、水小さじ2をふりかける。ふんわりラップをし、600Wの電子レンジで4分加熱する。

② ミキサーに柔らかくしたかぼちゃ、クリームチーズ(スプーンですくいながら)、牛乳、卵、きび砂糖を入れて、滑らかになるまで撹拌する。

③ 滑らかになったらボウルに流し移し、薄力粉をふるいながら加える。粉っぽさがなくなるまで混ぜる。(泡立て器、ゴムベラやりやすい方でOKです) 

④ 型に流し入れ、170℃に予熱したオーブンで50〜55分焼いたら完成♪ (オーブンのくせがあるので、途中竹串で刺して様子を見て生焼け気味であれば時間を足してください)

⑤ 冷めるのを待って、型から外してできあがり♪お好みで粉砂糖をかけていただきます✨


ホール型を使いましたがタルト生地の型に流し込むのもありです😉 その場合の焼き時間は180℃で
40分を目安にしてください♪

かぼちゃとチーズのバランスが絶妙で
チーズがあまり主張しすぎず、かぼちゃ本来の自然の甘みが際立ってとても美味しくできました☺️🎃


8. マロンパイ

栗の渋皮煮と冷凍パイシートを使って手軽に作れるおやつです✨
サクサクのパイとホクホクの栗、アーモンドクリームがいい感じにマッチ♪🌰
パイが焼きたて熱々のうちにラム酒入り渋皮煮シロップをたっぷり塗ると風味がとてもよくなります☺️

【材料】※6個分

栗の渋皮煮     6個
バター       40g (食塩不使用)
粉砂糖       40g
全卵        40g (約M卵1個分)
アーモンドパウダー 40g
ダークラム     5g

冷凍パイシート   6枚(9cm×5.5cm)
(※ニップンのパイシートを半分に切りました)

渋皮煮シロップ   大さじ4〜5

【作り方】

▼下準備
・冷凍パイシートは常温において解凍しておく。
・バターと卵は常温に戻しておく。
・栗の渋皮煮は水気を切っておく。

① 柔らかくしたバターをボウルに入れて、粉砂糖を加える。ゴムベラで混ぜ合わせて粉砂糖を馴染ませる。

② 溶き卵を3〜4回に分けて加える。1回目は少なめに加える。分離しないように混ぜ合わせる。(万が一分離したら、アーモンドパウダーを先に少量加える。)

③ アーモンドパウダーを加えて、生地に一体感が出るまで混ぜ合わせる。均一になったらダークラムを加える。(アーモンドクリームの完成♪)

④ 冷凍パイシートに6等分したアーモンドクリームをスプーンでのせて、水気を切った栗の渋皮煮をのせる。きゅっと四隅を合わせて閉じる。

⑤ 閉じ目を下にして型に入れて、200℃に予熱したオーブンで35〜40分、表面が焦げないように様子を見ながら焼く。

⑥ その間に渋皮煮のシロップを小鍋で温めておく。

⑦ 焼き上がったら温かいうちにハケでシロップをたっぷり塗って、型から外して完成♪

ひとくちサイズに作った方が食べやすいので
パイ生地は麺棒で伸ばさなくてOKです!
パイの上の部分が焦げやすいので焼き上がり近くなったら様子を見て時間を調整してください😌
後から食べる時はトースターで温め直すと
美味しくいただけます♪



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