今はいつか過去になるという寂しさ [パジャ美の成長日記]
パジャ美が生まれて昨日でちょうど1ヶ月。
検診を受けるため、実家から今の住居に戻ってきました。
今日書くのは、パジャ美が退院して、初めて家にやってきた日に思ったことです。
わざわざ買うのはもったいないと、ベビーベッドを用意しなかった我が家。
もともと自分が寝ていたところに、ゴロンと横たえることになった。
ちょっと声がしたら心配になってベッドまで見に行く。その繰り返し。
そのたびに、なんの反応もないけど、喋りかけたり顔を近づけてみたり。
本当にかわいいんです。
たった一週間しか経ってないのに、生れてすぐの写真と比べると、全然顔つきが違う。
こんなにも早く成長するのかと驚いた。
このまま順調にすくすく育ってくれよー、早く大きくなって一緒にお出かけしようなー、パジャ美を見ながらいろんなことを考えていると、その感情は急に訪れた。
「寂しい...」
今見ている姿は、あっという間に変化しちゃって、二度と見れなくなってしまうんやなって考えたら急に寂しい気持ちになった。
そして、まさかこんな早い段階で寂しく感じるなんて思ってなかったから、実際に「寂しい」って口に出した後で、可笑しくて吹き出してしまった。
そうやって寂しさを感じたあとで思い出したのは、無事に生まれたパジャ美に会いに母親が病院に来たときのこと。
「あんたもこんな頃があったんやで」
そう言ってパジャ美を抱きかかえながら目に涙を浮かべていた母親の感情は、きっと単純な嬉しさだけじゃなかったはず。
感じたタイミングは違うにしろ、自分が抱いた寂しさは、母親が抱いたのと似たような感情なんやろうなって思うと、また一段とエモくなった。
今はと言えば、順調に成長していってくれることを、単純に嬉しく感じている。
命あるもの、何が起こるか分からない中で、無事に1日1日を重ねていってくれている、それだけでありがたい。
これからも、すくすく育っていって欲しいです。
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