年末年始、お祭りムードの東京を抜け出して、また戻ってきて、大切な人達に沢山会えた。うん、よかったな。

その間、普段は素通りしちゃう距離感を突き崩す場面、正面から相手と対峙する場面が何度かあった。
互いの真意が見え隠れするような、人間味のある、まあ言っちゃえば面倒くさい場面。

その場その場では適当に繕ってしまったけど、帰宅後一人で考えていると、皆がくれた愛の深さ大きさに思い当たり今日はちょっと涙が止まらなかった。

「大切な人を大切に抱きしめている人」だと、友人は紹介してくれたけれど、そんなのわたしが理想としている生き方だよ、馬鹿。

好きで嫌いで、大嫌い、大好き。
そんな世界を今日も生きていくみたいだけど、今年はもう一歩踏み込みたい。
傷付くのはわかっているけれど、だからこそ、世界に期待した分だけ、サイコロ投げる。
片手落ちでため息つくのはもうやめましょう。

零れ落ちた弱さも期待された強さも、怖いけど徐々に統合できたらいいなと思う。

愛で世界は救えないけど、愛がなければ世界は救えないよ。

2020年もどうぞよろしくお願いします。