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パーソナルカラーと骨格診断で自分の輪郭がはっきりしたよ(その2)

前回はこちら。

カラータイプが判明したので骨格診断へ。
骨格診断は自力では判断ができませんでした。私は生まれてから一貫して普通〜軽肥満ラインの筋肉もメリハリもない残念な体つきだからです。
しかしそこはプロ。何箇所か関節をさささっと触るだけで「ストレートですね」とあっという間に診断。判断に悩むタイプの方もいるそうですが、私はわかりやすいタイプのようでした。
ストレートは筋肉が目立つタイプのようで、私のしまりのない体も「筋肉ありますよ〜」とのことでした。

タイプがわかったので、似合う形、サイズ感、素材、柄のレクチャー。
「ストレートタイプは男性が着ても違和感のないデザインなら失敗しません」とのこと。フェミニンなスタイルが苦手な自分にはウェルカム!
手持ちの服で大失敗しているのものはあまりなかったのですが、レジュメを見ながら説明を受け、試着せずに買った"なんか似合わない服"の原因がどこにあるのかがよくわかりました。

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カウンセリングの際に絶対質問しようと思っていたのが"似合う"について。私は骨格ストレートタイプの上、地味な丸顔で髪は黒で背も低いため、茶系のファーを身につけると「父親が獲ってきた獲物で寒さをしのぐマタギの子ども」のようになります。ネルシャツを着ればカントリーというかただの田舎者になる。
でもこれはある意味マッチ(調和)しているということなのでは?という疑問がずっとありました。"似合う"と"調和"は違うのか……?
しかし「"似合う"ということは"洗練され、スタイルアップして見える"ということです」とはっきりと回答していただきました。
わかりやすい。なるほどな〜。

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レクチャーが終わり、メイクアップしていただき終了(ヘアアレンジもしていただけるサロンですが、私はショートのためメイクのみ)。
予定より随分長い時間、いろいろなことを教えていただきました。

正直に言えば、私はこの日のレッスンで大変身できることを期待していました。しかし思ったよりもこれまでの自分がそこそこ間違っていない選択をしていたので大変身とはいきませんでした。期待していた分「こんなもんか」と妙に冷静。
ですが、この「間違ってなさ」がじわじわと効いてきて、1年経った今は結構な自信になっている気がします。似合うもの・似合わないものがなんとなくわかっていたことで、プロから自分の感覚へ太鼓判が押されたような気がして迷いなく前進していけるようになったのです。

それに、今まで自分が好きだったアイテムの理由が骨格やパーソナルカラーに裏付けられているような、今までの人生の伏線がそこでズボッと回収されたような、もやもやしていたものが自分の形にぎゅっとまとまるような爽快感がありました(とはいえもちろん違うものもあります)。
私は小学生のころ、色鉛筆のなかでも特に「べにいろ・レモンいろ・ぐんじょういろ」が大好きだったのですが、それってまさにウィンター三原色では…?

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まあ偶然かもしれませんが「これでよかったんだ」という気持ちは自己肯定感にもつながる気がしています。
私が伝えたいことは、好きなものと似合うものが一致しない方に対して「見る目がない」なんて非難するものではありません。
ただ、私にとって似合うものがわかるということは、ただファッションに対する疑問が解消されることを超えて、体の芯がスッと通るような、自分の輪郭がはっきりするような体験だったのです。
なので迷っている方にはぜひプロの診断をオススメしたいです。

おまけの話。
当日、アナリストさんがやたらと強く薦めてくれたのがライダースジャケットでした。今まで憧れはあったものの、店頭で試着してみても着られてる感しかなくずっと敬遠していたアイテム。
そんな複雑な気持ちを抱えていましたが、あまりにプッシュされた物はやはり気になる。そして私は数日後、細かく教えてくださったチェックポイントにほぼ合致するジャケットをめでたく発見し購入しました。
そして会社に着ていったところ……今まで一度も服についてなんて何も言われたことがなかったのに、なんと数名から「カッコいいね」と声をかけられたのです。サロン体験談として「周りからおしゃれになったと言われるようになった」「同僚から印象が変わったと言われた」など本当によく見ますが、まさか自分の身に実際に起こるとは!

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そんなことってあるんだな〜と心底思いました。
教えてもらわない限り、手を出すことはなかったライダース。今もお気に入りで手入れしつつ着ています。

まだ続きます。

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