ポジティブなかわいそうー最果タヒさんの「満ち潮の詩」よりー

最近SNSで見かけた最果タヒさんの「満ち潮の詩」の一節より気づいたこと

君にかわいそうと言うことが、愛しているという意味だった頃、僕は酷かったです。

〝満ち潮の詩〟最果タヒ

この前君とお酒を飲んだ時、君にかわいそうと言ってしまった
その時君は〝かわいそうって言うの良くないよ。〟と言ってきた

世間的にかわいそうという言葉はマイナスなイメージがあるかもしれないけど
僕が君に言ったかわいそうという言葉はそうではなくて、形容し難いんだけど
かわいそうに小さくて愛おしい君はこんな僕にしか守れないよね、でもね僕はちゃんと一緒にいるよ、味方だよ
みたいな
もっとポジティブなかわいそうだった
可哀想というよりも
可愛想と言ったような感じの

でも愛しさをかわいそうとしか表現できない今の僕はまだまだ未熟で酷いのだとこの詩を読んで感じました

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