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今年のベスト映画

今年は映画館に行かなくて、これしか観てなかった

#今年のベスト映画

 なんとなく「#今年のベスト映画」という言葉に惹かれて書いてみるのだけど、小学生から20代全般はよく映画館に行き、ビデオやテレビでも映画を観て「映画好き」と言ってた事が嘘のように、この数年は?もっと?観た映画は少ない。今年は映画館にも行ってないし。でもじゃあなぜ「今年のベストは」に惹かれたのか?書いてみようと思ったか?は、もうずーっと観たいと思っていた映画『ゴッドファーザー』をようやく観たから。もうそれこそ、映画好きらしく映画を観ていた頃も観ていなくて、ずっと気になってたのをやっと観たからだ。1度テレビでやってるのを見かけて、観ようと思ったけど直ぐ挫折。殺したりする場面に一人では立ち向かえなかった。もう観ることはないのかと思いながら、いつもどこかに「観たい」そう思って来たと思う。『ゴッドファーザー』は、昔から映画のランキングには名を連ねる「名作」と言われる映画。音楽も名曲(だと思う)。俳優さんも好き。アル・パチーノやマーロン・ブランド、年老いてから好きになったダイアン・キートンなど。皆、他のは観てるのに。
 そうそう観た話に戻して、観たのは6月の11日。タイトル画像は観た日の夕方?ちょうど観終えた頃かな。雨の日曜日でした。好きに過ごせるサロンの予約を取っていて、プラネタリウムを観た後、サロンで何をしようかと考え映画を観ることにした。また一人で家でだと、きっと挫折してたかもしれない。つまらないからではなく、なんとなく家だとあれこれ気になってしまうから。家で観るのは、1度観たものでお気に入りを見返すことが多いのは、途中で中断しても気にならないから。そう、そうして観た映画のお気に入りは、年に何度か観ているものがある。もう何年も繰り返しで、好きなものは好きみたい。と、また話が逸れた。『ゴッドファーザー』、観てよかった。そして、この年齢で観てより良かったと思えてる。人生に起きてくることや人間関係、生きていくということ、それらの味わいとか悲哀とか、また無情だったり無常だったりとか、そうしたものが「よい映画」という感想や評価ではなく、自分が感じながら観ていたから。終わった後、直ぐには感想って出てこなくて、でも次の日からしばらくは、シーンを思い出したり、音楽がふと流れてきたり、その度にいろんなことを感じていた。好きな映画になった。
 余談で、つい最近の少し前に、ライアン・オニールという俳優が亡くなった。こちらも名作と言われる『ある愛の詩』の主演俳優。私は小学生の時、雑誌の付録のスター名鑑みたいなのでこの人を見て一目で好きになった笑。確かにモテた人だったと思う。そして、小学校6年生の時に、リバイバルでやっていたこの『ある愛の詩』を観に連れていってもらった。受験が終わった後、従姉のお姉さんに頼んで連れていってもらったのだけど、やはりまだ「愛」とか「別れ」とか、いろんな事が味わえず、泣くこともなかった。だから今回の『ゴッドファーザー』も今で良かったと思ってるのだ。そしてやっぱり、「名作」だと思ったし、きっとまた見返すとも思う。「ある愛の詩」も見てみようかな。


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