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石けんシャンプーにしてみる。その3 気づかなかったけど実は変わっていたこと

その2で、石けんシャンプーを1ヶ月間続けた結果
"1ヶ月では髪に大きな変化はない。"
と記した。
が、
その後実は変化していたことに気づいた。
最初の1ヶ月、なんなら2週間の段階で髪はちゃんと変化していた。
今回はその気づきについて。

石けんシャンプーで髪が
圧倒的に泡立つようになっていた。

これがわたしが1ヶ月後に気づいたことだ。

もこもこの泡で洗うのが気持ちいいとかどうとか、そのような内容を前回も書いているのだけど、わたしは大きな変化をスルーしていた。

スルーの原因は、途中で石けんを変えたことだ。

わたしは石けんシャンプーを始めた当初から、
自分で手作りした石けんでシャンプーをしている。
始めたときは、酒粕石けんをつかっていた。

酒粕石けんは泡立てが難しいけど、とてもきめ細かい泡が立ち、顔やカラダを洗うのに気に入っていた。

しかし髪を洗うと、泡が細かすぎて寝てしまうというか、モコモコになる感じではなかった。細い泡が密にある感じで、こんなものかなーと思っていた。

石けんシャンプー生活が10日たったくらいで酒粕石けんが小さくなったので、塩石けんに切り替えた。さっぱりめだからどうかなーと思いながら。
そうするとみるみるうちにモコモコの泡がたった。

おおー。石けんでこんなにも泡立ちが違うのか!

わたしは石けんによる泡立ちの違いだと思ったのだ。それ以来しばらく塩石けんを使っていた。

『これなら泡でしっかり洗える。』

そう思いながら、あとはリン酢を改良していこうと考えていた。

そして、後日久しぶりに酒粕石けんを使うときがきた。

『髪にはあんまりだけど、好きだしなー。』

と思いながら使った。するとだ。
とんでもなく泡立ちがよい。なんなら塩石けんよりもよい。

そこではじめて石けんによる違いではなく、石けんシャンプーを続けることで起こる髪の変化だということに気づいたのだ。

後に色々検索すると、最初のうちは市販のシャンプーや整髪料に含まれる成分が髪に残っており、それによって泡立ちにくいと書かれていた。
言われてみれば、以前にそんなことを目にしたような気がする。
たった1ヶ月でも、髪は刻々と変化していたのだ。

酒粕石けんの泡立ちに気づいてからは、こればかり使っているのだが、この石けんによって得られる嬉しいことがもう一つある。それは洗っているそばから指通りがよいことだ。全くとまではいかないがキュッキュしない。なので、今までのシャンプーに近い使用法でも絡まりにくい。

そろそろ石けんシャンプー生活2ヶ月を迎えそうだが、今感じていることは、

・髪を乾かす時間が短くなった
・髪の根本がぺったりしにくい

この2点だ。
人に髪を乾かしてもらっても、
『なんでこんなに乾くのが遅いの?』と言われるほど自分の髪は乾きにくいと思っていたが明らかに乾くまでの時間が短くなっている。
また、髪の根本が立ち上がりやすく潰れにくくなった気がする。
余計なものが頭皮や髪についていないんだなーと感じる。

使い続けることはもちろん、
石けんひとつでこれだけ違うのだから、
これから色々な石けんを試していけばもっといいものに出会えそうだ。
やっぱり椿油を使った石けんにするといいのだろうか。
エティークのシャンプーバーなど、シャンプー専用のものを使えば、初めての人でも無理なく石けんシャンプーを始められるのかもしれない。
またいろいろ実験を楽しみながら報告しようと思う。

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