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手帳・ノートを使ったら長年感じていた生きづらさがちょっとマシになった話

世の中の常識ってとても苦しくないですか?

「〇〇はこうあるべき」「普通はこうだから…」
私はとっても苦しかったです。
ずっと生きづらくて、今でも生きづらさを感じる時があります。
今回は「普通」になじめず生きづらさを感じていた私の身の上話と、
手帳・ノートを使ってちょっと生きやすくなった話をしてみたいと思います。
少し長くなりますが良ければお付き合いください。

小さい頃から私はちょっと変わった子どもでした。
集中力が無く授業中に席を離れたり先生の話を聞いていなかったり、
嘘つきで目立ちたがり屋でそのくせ引っ込み思案で人の多いところに入っていけなくて…。
友人関係でも度々問題を起こす私に先生方は手を焼いていたと思います。

私の両親は中学一年生の頃に離婚をしました。
父は暴言暴力、金遣いも荒く酒飲みヘビースモーカー。
母の貯金や私たちのお年玉など使い込み、見兼ねて援助をしてくれた知人のお金も高級時計に変えてしまう父でした。
私の性格は父親の影響だとずっと思っていました。

そして中学一年生の秋に私は今住んでいる田舎に母と妹と引っ越し、新しい学校ではクラスに馴染めずいじめにあいました。
まだ中学生、受けた言葉たちは心に深く刺さり毎日泣いてました。
学年が上がるにつれていじめも無くなりましたが私の引っ込み思案は加速。
声もずっと小さくなり、人の顔色を伺って過ごすようになりました。

社会に出ても性格が直るわけでもなく生きづらさは変わりませんでした。
人に見られていると体が固まってうまく動けない。
自分の話声を人に聞かれるのが怖くて電話に出れない。
怒られるのが怖くて報連相もできない。
人の視線が気になって休憩から室内に戻れない。
ひそひそ話が聞こえると自分のことを言われているような気がして頭が真っ白になる。
嫌われたくなくてあいまいな返事しかできない。

居心地が悪く、職場を転々としていました。
家に帰ると部屋にこもって度々泣いたりしている私を不審に思った親戚に連れられ、近所の精神科に行きました。

お医者さんからの診断は双極性障害Ⅱ型。
軽躁状態と抑うつ状態を繰り返すのが特徴で、躁状態の時は衝動性が強いのが私にとって厄介なところでした。
急に元気になり、何でもできるんじゃないかと錯覚し、
「〇〇がやりたい!」「〇〇になりたい!」
そう思うだけならいいのですが、高い資材を買って散財したりします。
行動力もすさまじく、行動計画を立てて自分のアイデアを話し出して怒られたり。

そして抑うつ状態になると、
「私は何もできない人間だ」「何もしたくない」
多重人格か!?と思うほどの変わりよう。

自身の人の目が気になって仕方がない引っ込み思案な性格と、双極性障害になったことでますます生きづらさを感じていました。

もうすぐ30代になる私。
人前だと相変わらず声は小さいし、引っ込み思案だし、衝動的に色々チャレンジしたり散財したり、急に落ち込んだりします。
でも相変わらず生きづらさは感じていますが今はそれなりに楽しく生きてます。

それは、手帳・ノートに出会ったから。
書くことを始めて心が軽くなり自分も変わりました。
自分をコントロールすることはまだ難しいところもありますが、
「今日は疲れているから早めに寝よう」
「このテンションは危ないから気持ちを落ち着けないと」

自分の感情や思考を客観的に見て変化が分かるようになったら夫婦関係も良くなりました。
夫が機嫌が悪いと自分を責めて落ち込んだり、
自分の落ち込みを早めに伝えることで夫が引きずられ機嫌が悪くなることも減りました。

自分の好きなこととやりたいこと、苦手なことや嫌なこと。
自分を知ることで自分の得意なことを見つけることが出来たし、「こんな人生を歩みたい」という大雑把ですが指標も見つけられました。
自分の苦手は極力やらず、できないことがあっても必要以上に自分を責めないこともできるようになりました。
「これは出来なかったけど、ここは出来たから上出来じゃない?」
ネガティブ思考全開だったけど少しポジティブに考えられるようになりました。
ポジティブ思考が増えると毎日が楽しくなってきました。

手帳・ノートは私にとってなくてはならない存在だなと思っています。
自分をセーブするためにも、自分の状態を把握するためにも、書く習慣を続けていきたいと思っています。
そして手帳・ノートの良さを引き続き発信していきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
手帳・ノートって自分を認める最高のツールだと思っています。
こんな私ですが皆さんとの出会いに本当に感謝してます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

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