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春を撮り、初夏を聴く。

そうだ、花見行こう。 起きてうんこしながらどこに行くか迷っていた俺は、近場の花見スポットへ行こうと決意。 しかし車で行くとお酒が飲めないなとIQ200の僕は気付きましたので、片道6km近い道を往復徒歩で行くことに。 足を踏み出すたびに押し寄せるタクシーへの誘惑を断ち切り汗だくになりながら春を撮ってきましたよ! 今年花見できていない人、僕の写真で花見してください。 大した写真じゃないですが、どうぞ桜を見る会を楽しんでくれたら嬉しいです。 では、どうぞ。 ダーッと載せましたが

    • 谷沢翔樹

       ぼちぼち桜が満開になる季節だというのに街中の人達は首にマフラーを巻き、コートを着てせかせかと歩いている。  そんな光景を眺めながら出勤前に俺は腐れ縁と言ってもいいある人物と喫茶店で待ち合わせをしている最中だった。  腕時計に目をやり、すっかり温くなってしまったコーヒーを一口啜ったその時、後ろからお待たせ、と声をかけられる。  「重役出勤か?」  向かいの席に座ろうとする彼に俺が半ば皮肉気味に応えると  「やだな半沢君、その腕時計は飾りですか?」  と思わぬ皮肉返しに出る言葉

      • 鎌倉で写真撮影、帰ってきて写真編集で休日1.5日を消費したので見てください。

         鎌倉でガシャガシャと1人カメラを構えてカップルの邪魔をしてきました。  みなさん見てください。  彼女無し異常独身男性が送る休日のリアルがここにあります。  今日は朝から温泉に行こうと思っていましたが気付いたら昼になっており編集で週末が溶けました。  それでは最後まで見てくれたら嬉しいです。 1.鶴岡八幡宮。 2.牡丹園編。 3.極楽寺周辺。 4.夕暮れ稲村ヶ崎。 4.七里ヶ浜マジックアワー  一日中ひたすらカメラを持ち歩き足腰筋肉痛になりながら撮った写真達。

        • らき☆すた20th記念聖地巡礼

           3月10日。  涼宮ハルヒの憂鬱、らき⭐︎すた原作連載20周年記念イベントが開催された。  涼宮ハルヒの憂鬱は自分にとって初めてハマったアニメ作品であり、コンテンツ。  またらき⭐︎すたもアニメを見始めたばかりの頃に放映が開始されオタク人生の土台になった作品だ。  アニメを見て、原作を買って読んで、ラジオを聴いてグッズやらゲームやらを買い集めて。  コンテンツを身で楽しむ、という充足感を教えてくれ、また与えてくれた両作品。  そして作中でも、作品外でも何かとコラボが多かった

        春を撮り、初夏を聴く。

          【ネタバレ注意】君たちはどう生きるかレビュー

           まず初めにこのレビューにはネタバレがあります。  何も知らない状態で鑑賞したいという人は読まずに元いたところへ戻って下さい。  ここまで読んでいるということはネタバレ可ということですね?  一応鑑賞前に読んでもなんじゃこら、と思うような内容にしています。  観た人ならあー、なるほどね、と分かると思いますが。  苦情は一切受け付けないので悪しからず。  それでは始めます。 1.宮﨑駿と今作  今作品は宮﨑駿が風立ちぬ以来10年ぶりに創り上げた作品であり、まず始めに宮﨑駿

          【ネタバレ注意】君たちはどう生きるかレビュー

          WBC優勝の要因

          1.なぜ野球日本代表は”強い”のか まず日本における野球の要は紛れもなく”投手”であることは疑いようもない。  したがって、表題の結論を述べるのであれば投手陣が世界トップレベルだったから優勝できた、ということになる。  ではなぜ日本はMLBにも負けない世界随一の投手王国になり得たのか。  それはアマチュアでの土壌が大きく関係していると考える。  日本では小学生の頃から見込みのある選手は投手、ショート、セカンドに割り振られる傾向が強い。センスがあり、運動神経が良く、体格がいい要

          WBC優勝の要因

          天邪鬼

           君のいない世界なんて、壊れてしまえばいい。  君の笑顔が見られない世界なんて、きっと何色もない寂しい世界なのだろう。  「ありがとう」  君の口が動くたびに、胸に言語化できない鈍い痛みが突き刺さる。  何でこんな気持ちになってしまったのだろう、いずれ自分が辛くなるのは分かりきっていたことなのに。  「君にとって、僕はいい人じゃなくてごめんね」  最後の最後まで素直になり切れない自分が、今この世界で1番醜い、きっとそうだ。  こんなこと言いたいわけでもないのに。  「そんな

          大怪獣のあとしまつレビュー

          ※ネタバレ含むので観る予定の人は注意してください※ ・冒頭〜序盤 まず、冒頭でおそらく空を飛んでいる大型爆撃機(多分巨大戦艦、戦艦大和のような感じでいっているように感じた)を見て  「2番艦が飛んでいるってことは怪獣が動き出したのでは?」  と登場人物達が騒ぎ出す。  しかし、予算の都合か何かでCGが制作できなかったのかその姿が登場することはなく(劇中の台詞で2番艦、というワードは3度ほどあったように思う)、なぜ2番艦なのか、というクエスチョンマークが頭に浮かび作品の世界

          大怪獣のあとしまつレビュー

          死という選択について

           これは文章作品でもなんでもなく、自分自身の思考を書き殴るだけの正しく暴論、妄論であるからして閲覧諸氏においては了解願いたい。  さてはて、タイトルからして気を病んでいるのではないかとか、かまってちゃんじゃないかとか、メンヘラかよ、など様々なお言葉が脳裏に雲の如く浮かんでくるが、クラウド思考読みなどということは不可能であるので被害妄想も甚だしいな、などと自己嫌悪に陥りほとほと自分という人間が嫌になる。  と、書いてしまうと病んでいるのではないかと誤解されてしまうので戯文はここ

          死という選択について

          文字の音

          特段このnoteにストーリーなどというものは一切存在しない、ただふと思ったことがあったので書き留めておきたいという私の自己満足noteである。 よって、構成も何も考えずただ感情の赴くままに書き記すだろうし、書いたあとの推敲もしないであろう。 しからば、これから過ごす数分は私に興味が無い人間にとっては限りなく無駄であるから、回れ右をして地面に落ちている埃でも拾うか、或いは服に付着した忌々しい毛玉を取り除く数分にしたほうが有意義であると言える。 さて、無駄に長く蛇の足をち

          文字の音

          ごちそうさま。

          僕の中に生きる君と、世界で生きる君は何が違うのだろうか。 「君の中に生きる私と世界で生きてる私は違うから」 前髪切りすぎた、無邪気な顔で僕に微笑みながら言ってきた君は少なくとも、この世界で生きる君だったのだろうか。 「君の理想の私はこの世界にはいないから」 そんなことはなかったのにな、そう呟こうとした時、タイミングがいいのか悪いのか、ちょっぴり季節外れのモンシロチョウが目の前を飛んでいく。 「出てくるのがちょっと早かったね」 飛んでいくモンシロチョウに目をやったあ

          ごちそうさま。

          いただきます。

          欲とはなんであろうか。 例えば、目の前に転がる肉塊に対し抱く感情は食欲だけなのだろうか。 食物を欲するのは生きていく上で………生命を維持する上で必要不可欠な欲であることは普遍の原理であり、その欲求自体もまた、不変である。 食を通し、食物となった生命を自らの血肉とするために備えられた欲求である。 しかしながら、現代人にとって食とは生命維持のためだけに存在するものではなく、目で色彩を感じ、あるいは鼻腔を擽る香りを楽しんだり、当然のことながら味覚で味を愉むといったある種娯楽

          いただきます。

          隙間風は突然に

           肌寒くなり始めた季節、突然隙間風が胸の内に入り込んできた。  すすきをざわつかせるようにこころを揺さぶる。  ゆれる、ゆれる、ゆれる。  唐突に入り込んできた隙間風はひと駆けして過ぎ去ることはなく、吹いて止まない。  鬱陶しいな、邪魔だな、僕に入って来ないでよ、自分だけの世界に唐突に侵略されるのは苦手だ、不快だ、居心地が堪らなく悪くなる。  でも、その時だけはなぜか、ずっと止まないでほしいな、そう思えた。  彩色鮮やかな太陽に照らされて、時に穏やかに時に激しく吹き晒すその風

          隙間風は突然に

          26歳無職童貞が一人旅した話し。

          26歳、無職。 こう聞いてどう思うだろうか。 自分自身は特にどうとも思わないのだけど、普通は「26歳にもなって仕事をしていないなんて」、と思うのだろう。 親も例に漏れずそういう人で、顔を合わせば仕事をしろと言ってくるし、同じようなLINEがしばしば送られてくる。 当たり前だが、既読はつけない。が、それに構わずLINE攻撃が収まらないのでうざったらしく通知をオフにした。 そのため、未読で溜まっているメッセージの内容がどんなものかも分からず、LINEを開くのが少し怖くなっている。

          26歳無職童貞が一人旅した話し。

          桜の散る頃に

          今日、卒業する。 誰かと言えば私がよく知る人でもう19年の付き合いになる。 そんな人が今日、人生の節目を迎える。 門出、と言えば聞こえはいいがこれから今までの自分ではない新しい自分を見つけるための壮大な旅に出る。 酷く荒く、時には耐えられないと思う荒波に揉まれることもあるだろう。 そんなことは分かっているのだろうが、分かっていると本人から聞いたわけでもない。 ただ、打ち明けられた時の目は真っ直ぐでただひたすらに前を向いていた。 俯くこともなく、何にも動じない決

          桜の散る頃に