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食べてすぐに寝てはいけない。

食べてすぐに寝てはいけない。

腸が働かないからです。食べて出てくるまでに24時間から72時間かかるのです。腸が消化に使うエネルギーは1600キロカロリーで身体を維持するカロリーの70%です。特に胃腸は食物をドロドロにするのに4〜5時間かけるのですが、その時に寝ていれば活動は鈍るのです。

1600キロカロリーの消化とはフルマラソンを走る事と一緒です。

フルマラソンでゆっくり歩くと時間がかかります。腸の活動も一緒です。固い状態の食物を胃の中に長く置いておくと胃もたれを起こしたりドロドロでない状態で小腸に送られるかもしれません。

消化不良です。便秘や下痢となって苦しむのです。

食べてから4〜5時間は起きていましょう。最低限の胃腸が活動する時間は起きていましょう。

受験勉強で夜食を食べてお腹が膨れて寝てしまうと勉強はできないし体には良くないし、夜食を食べても寝ない事ができるのであれば大丈夫です。

遅い夕食、遊んだ後の〆のコッテリラーメンが胃で消化されるまで起きていましょう。

美容の為によく寝る、年寄りはよく寝ます。昼寝もします。寝すぎです。
食べては寝て、起きては食べて寝てしまうのです。

修行中のお坊さんは、正しい生活習慣を身につける為に規則正しく生きる事を教わるのです。

無意識に行えるように繰り返すのです。

無意識に行う癖にする事は危険です。自分の意思が及ばなくなるからです。
生きる事が無意識でなされているのは自由を放棄しているのと同じです。

死を意識するから生きているとわかるのです。

不幸になりたくないと意識するから幸せだと気づくのです。
ミスをしたくないと意識するから確認を怠らないのです。

無意識に物事を行うのはもったいないです。

食べてお腹がいっぱいになって眠くなってテレビを観ながら寝てしまうのは無意識だからです。やるべき事をする意識がなければ無意識に生きて無意識に死んでしまうのです。

蟻や蜂は集団で生活しています。女王(子どもを産む)を中心に子供の世話や食料調達する、外部と戦うなど分業しているのです。

人も集団生活をしているのです。うまく集団生活に馴染めないのではなく集団があなたを思いやっていないのです。

体も集団です。臓器、頭脳、骨、肉、皮などの集合体です。胃腸が胃腸の働きができるように自分の身体(集団)は思いやらなければいけないのです。

食べたいだけ食べて、眠りたいだけ眠っていたら消化器官は力を発揮できないのです。個々の働きを知らずに愚痴ばかり言ってやる気を無くすのは自分の働きを阻害しているのです。

食べてすぐに寝てはいけない。



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