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何かを選択する事は何かを捨てる事だと言われていますが、果たしてそうでしょうか?今日の写真は国民宿舎紀州路みなべの赤いポスト。

右と左。右を選択する事は左を捨てる事でしょうか?右に行けば都会。左に行けば田舎。都会を選択する事は田舎を捨てる事でしょうか?

選択肢を他人が作ると確かに自分が選択しなかった方は捨てたと思われてしまうのです。でも右も左も両方とも選んでも良いと思うのです。

選択肢を作るのではなく自分の進む道を自分で確認するのです。都会で住むのが良いのか、田舎で住むのが良いのかと選択するのではなく、普段は田舎に住んでいて気楽に都会に行ける体制を作れば良いのです。

買い物、娯楽、都会の良い所を利用して、普段は住居、生活費が安い田舎に住んでも良いのです。わたしの住んでいるところは病院が多くて、買い物できるお店がたくさんあるのです。銀行、郵便局も近くて全てが徒歩で済ませることができます。農作物の頂き物もあってと住みやすい環境です。

名所旧跡、観光地と寺社仏閣、温泉もたくさんある田舎と人口が多いことのメリットが活かされている都会は何かと便利です。それぞれの良い所を利用すれば良いのです。

田舎で都会と同じ仕事を求めても田舎には田舎で必要な仕事しか無いのです。仕事の為に都会に住み、定年退職後は田舎で住もうとする人たちが増えるのです。田舎に年寄りが増えて過疎化するのではなく活性化するのです。

定年退職が65歳だとして100歳まで田舎に住めば、田舎の地方税(町村民税)が入ってくるのです。所得が多いお金持ちであれば驚くような地方税が納付されるのです。

年金受給者であれば働く場所は必要ではなく消費だけが増えるのです。
地産地消であれば農業も活性化されて若い人の力も必要になるのです。

若い人が都会に出ていって年寄りばかりが残っている現状であればもっと積極的に受け入れても良いのでは無いでしょうか?老人が都会から田舎に移り住めるように環境を整える事は消費者だけが増えることになります。

消費者が増えるとそれを供給する人も増えるのです。老人は先が短いといわれていますが100歳を超える人も沢山います。生活をする場を30年以上支えるのです。

若い力が必要になるのです。田舎に残っても仕事があるのです。老人も若い人も田舎に移り住めるように環境を整えるようになれば都会でも田舎でも選ぶ必要が無くなるのです。

方向だけは間違わないように進めましょう。右か左か選ぶのではなく右も左も両方とも選ぶにはどうすれば良いかを考えるのです。良いとこ取りをしてはいけないと誰が決めたのでしょうか?自分以外の人を自分の命令を忠実に実行する人にするのが権力を得た人の考えです。

自分が自分である為に考えるのです。考える事、学ぶ事、知る事を取り上げられた人は奴隷と同じです。自由を取り上げられたのと同じです。

知って、学んで、考えましょう。

#たぬきのポッさん #エッセイ #スキしてみて


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