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ほんのわずかな罪悪感

2月の最後の週末は、実家を引き払うにあたって不動産会社の現況確認に立ち会うために大阪に向かうことになっている。
(そのあたりのあれやこれやはこちらの記事を↓)

さすがに三連休ともなると飛行機も満員の便が多く、立ち会い日当日は行きの便が取れず、前日の最終便になってしまった。実家はすでに荷物も処分してしまっているため、ホテルを取って宿泊することになる。

最近は、Googleがホテル情報の収集に力を入れているのでホテル探しが本当にラクになった。レジャー目的ではなく出張や今回のようにただ一晩泊まれるところが見つかればいいという場合は、あっという間に予約までたどり着く。

まず、Googleで「関西空港 ホテル」と入れて検索する。そうすると関西国際空港付近のホテルが一覧で表示され、となりのマップを見れば空港からどれくらい離れているかも一目瞭然。

どんどん便利になるGoogle。まわしものではない

ここで、料金の安い順に見ていき、空港からの距離や外観、内観などの雰囲気、口コミ点数や内容などから候補を特定、公式サイトをチェックして気になるところがなければ予約へ。

予約についてもOTAごとに料金が表示されており、おっと業界用語が出てしまったな。OTAとはOnline Travel Agent、つまり楽天トラベルやじゃらんnetのような宿泊予約サイトのこと。

ねこのてベーカリーは、noteの世界ではパン屋を営んでいるが、裏の世界では沖縄のあるリゾート施設に勤務しているので、宿泊業界については一定の知識を保有しているのだ。そんなこと聞いてない?

・・・で、一覧で表示されている中で一番料金の安いOTAのページに飛び、条件を確認してひとまず予約をする。

そして再度Googleの一覧に戻り、さらにチェック続けていると、ランクの高いホテルが数百円高いだけの宿泊プランを出していることを発見。こちらはYahoo!トラベルの宿泊プランで、料金に応じて付与されるポイントが即時利用できるのが特徴。本来の料金からこのポイント分が差し引かれた結果、差額は数百円程度になったということなのだ。

今回はこのホテルに宿泊することにして、最初に予約したホテルはキャンセルをしたんだけれど、この、予約をしてすぐキャンセルするという行為には、いつもわずかばかりの罪悪感を覚える。

こういうことは日常的に行われていることだし、キャンセル料の発生する期間に予約を取り消しているのにキャンセル料を踏み倒す、なんて行為に比べれば、規則に則ってキャンセルしているのだからホテル側としては何も気にしないということは、裏の世界でリゾート施設に勤務している身としてはわかっているんだけれど、なんか、少しね。そんなこと、ありませんか?

予約、じゃなくて仮押さえ、って名前にしてくれればもう少し気兼ねなくできそうな気がするんだけれど、「お泊まりが確定のお客様は『予約』ボタンを、まだまだ他のホテルも探したいというお客様は『仮押さえ』ボタンを押してください。」なんて画面に書かれていたらそれはそれでうっとうしいし、販売管理が複雑になるので裏の世界でリゾート施設に勤務している身としてはやめてほしい。どっちだよ。

いずれにしても、今回は料金の割にはいいホテルが取れたのがもうけものだった。
ただ、便の関係でチェックインは23時ごろになってしまうので、ホテルステイを楽しめる時間は、あまりなさそうだ。

次回はもう少しゆっくり楽しめる旅行をしてみたいものだ。

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