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亡くなられた方々の分まで自分なりに生きてやる。と決めた。

8年越しの3.11の日。

当日、何もできなかった。
東京で皆さんボランティアに行かれる中、
何もできなかった。

貯金箱に少しお金を入れるぐらい。
日々、メディアを通してみる現実。

いつの間にかテレビをつけなくなった。



亡くなられた方々が、
命をもって伝えたかったことがある。

それは、
今を大切に生きること。


その言葉を聞いた翌日、
辞表を提出する。

何ができるかわからない、
その時自分なりに出した答えは、

ただただ前だけを見て生きる

ということ。
笑顔で前向きに、
亡くなられた方々の分まで生きてやると。

1人でも多くの人を。

私にはそんな勇気はない。
だから、自分なりにだけど、
生きたくても生きられなかった方々の分まで生きてやる

と、その言葉を聞いて決意する。


震災がなかったら、
今の自分は存在しない。
一歩踏み出せる人間ではなかった。
ただただ、あの時のことを思うと、
涙がとまらない。

悔しいのか、
やるせないのか、
何も出来なかった自分に対する涙がとまらない。

僕は死ぬまで忘れない。
いつも心に震災を想う。

世のため人のために生きる。

あの人と出会えてよかったなと思ってもらえる生き方をする。

直接的にカタチにはできないけど、
ペイフォワード

東日本大震災が沢山のこと教えてくれた。

命の大切さ

いつどうなるかわからない人生、
悔いのない生き方をすると。

「死」と隣り合わせで生きる、
刹那刹那で生きると本気で思えば、
自ずと目の前で何をすべきか、何をしたいか考えられる。

「命」
いつか死ぬことを学べば、
よりよく生きられる。

世の中がどうなろうとも

命があるだけで、幸せなこと。

と思えたら、
感謝の気持ちしか湧いてこない。
産んでくれてありがとう。
両親への感謝。
隣で支えてくれる妻へ
友人へ
お客様へ。

今の私を作るのは、
皆様のおかげ

有難い有難い。

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