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良い結果を求めるためにやれることとは。国家試験当日に考えてみる

今日は理学療法士、作業療法士の国家試験がありますね。

私も11年前に受けました。2010年。すっかり遠い時間になってしまいました。

受験される方にはぜひ頑張って欲しいし、養成校でまだ最終学年になっていない学生さんにも読んで欲しい今日の記事。

昔、マラソンランナーの高橋尚子さんや有森裕子さんを育てた小出義雄さん、という方を皆さんご存知でしょうか。

昨日この方のある言葉をTwitterに投稿しました。


「スタートラインに立った時点で結果は出ている」

そう。国家試験を受ける当日。

会場に着くまで。
会場に着いてから試験開始ギリギリまで。

追い込み、短期記憶にかける人も多いと思う。私もそうでした。

でもね、その追い込みを仮にやらなかったとしても、体勢は概ねすでに決しているんです。

仮に最後の追い込みで数問解けたとしても、200問中の1問か2問。もちろんその1問の重みは大事だけど。

それでもここまでやってきた地力を使って問題と向き合う皆さんですから、今日を迎えるまでにどれだけ積み上げたか。地力をつけたか。

それで合格かどうかは結果はほぼ決まっていると思います。

今日を迎えるまでに必死になって、それぞれに努力された皆さん。良い結果が出るよう地力を全て出して頑張ってください。

これから国家試験を目指す養成校の学生さん。国家試験前の数ヶ月だけの追い込みでどうにか合格ラインまで到達できるのはほんのひと握りです。そういう人はセンスがあるか、元々人の身体を診ることに長けているような人たちだけです。

多くの方は、入学してからコツコツと基礎を固め、理解を深め、しっかり積み上げをすることで地力を着けていく必要があります。

国家試験対策を養成校でやってもらうからそれまでは何もしなくていい、というわけではなくて、日頃からどれだけコツコツやっているか。それが国家試験当日の結果を左右すると思っていてください。

そうやって身につけた知識は、必ず臨床に出てから皆さんの助けになります。短期記憶で覚えた付け焼き刃の知識はすぐに忘れるから、臨床では役立てない。

コツコツした積み上げをやっていきましょう。

スタートライン(国試当日)に立つまでにいかに積み上げをするか。結果はそれ次第で変わります。

頑張ってくださいね。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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