見出し画像

魔法は、魔女もノーマジ(マグル)も。

現代魔女パラレル宇宙子のプライベートセッションには、色々な人がやって来る。
職種も年齢も性別も、本当に色々な人が来るけれど、
どこまでも「自分」と向き合う事から逃げない道を選択される方が多いと思う。

それはきっと、訪れるひとりひとりが、’現代魔女パラレル宇宙子’と言う映し鏡を通して、内なるものが「呼応」しているのだと思う。

私は絶対「自分」から逃げないから(笑)どこまでも知りたい、どこまでも成長したいという底無しの探究心は、まだ見ぬ世界へ私を連れて行ってくれる。だから自分の心が躍動する方へ。

かと言って、私は現実を無視しない。内なる精神世界と現実の狭間で、しっかりとバランスをとれてこそ、地に足をつけてソレを成し得てこそが「隔たり」を無くしていける唯一の道だと思ってる。

だからオンラインセッションであろうが、「アトリエ 魔女の家」での対面セッションであろうが、

それがどんな形であれ、
「自分」と向き合う事から逃げない方たち一人一人と誠実に向き合えるよう、内なる精神世界と現実の狭間で、プライベートセッションの枠を設けてる。
その人自身に「体験」してもらう事を、私は大切にしてる。

この世界が映し鏡なら、それは私にとっても、沢山の気づきや学びが在り、自分独りでは出来ない事を、一緒に成長させてもらえるはずだから。

先日プライベートセッションに来た方は、オンラインセッションでは無く、「アトリエ 魔女の家」での対面セッションを選択された。

彼女がそうした理由は、彼女自身の中に、どうしても自分一人では超えられない「自分」が居たから。

「私は、魔女や目に見えない世界への憧れはあるものの、自分は何も見えない感じないマグル(魔法が無い世界の住人)なんですよ。自分にはしっくりこなかったリトリートで泣いてる方がいて、それが余計に、自分はマグルだから・・・と、自信が無くなってしまって。私は絶対 泣かないんです。」と、彼女は語ってくださいました。

私は、本当のノーマジ(マグル)は、
自分を何だか凄いものに見せたくて、視えてるフリ、分かったフリをしている人たち、視える自分に酔いしれ自分を神格化してる人たちだと思ってる。ただの嘘つきだし。

また、この世のものでは無い世界が、その人の全てになってしまっている方は、現実とのつながりが喪失した統合失調症や、妄想や偏った強い思い込みで精神科の領域に片足を突っ込んでる心配もある。(精神科に通われている方は、お受けできません)

私のセッションは、
表面だけ撫で回してる方達にとっては、厳しく感じる事もあると思うけど、それでも私はハッキリとお伝えするようにしてる。

’変われない人たち’と言うのは、真剣に伝えてくれる人間が離れていく。
そういった方の人生のために、ここまでちゃんと伝えようとする人間は、
多分、私が最後の一人だと思うから。

話を戻して、
「自分は何も見えない感じないマグル(魔法が無い世界の住人)なんです」と言っていた彼女は、

自分に嘘をついてない。
魔法を扱う上で、「汝、己を知る」と言う、一番大切なものを持ってる。

「自信」とは文字通り、自分を信じると綴るけれど、彼女の抱える葛藤は、実体験の経験・実績が足りてない事によるもの。

「アトリエ 魔女の家」は、安全に実践を積むに最適な場。
自分ひとりでは踏み込むことの出来ない深い領域までダイブできる。
深い霊的体験を「体感」できる。ココは、そういう場にしてる。

私は絶対泣かないんです。と言っていた彼女が、3回も本気で泣き、サウナ帰りのようにスッキリとした表情で、自信を取り戻したこと。よし!これから頑張るぞ!と、力強く前進できたこと。

プライベートセッションを終え、見送る時、
「自分」から逃げない彼女たちをエンパワーメントし続ける理由を、私はいつも思い出させてもらえる。

魔法はいつだって、誰かの心に寄り添うためのもの。
私はそう信じてる。

何度も読み返したなる、特別な本のように。

ここから先は

885字

Daily Ritual

¥500 / 月

「わたし」を育む、現代魔女のエッセイコラム。日常のRitualに(不定期更新) 「今」感じている事、気になったテーマについて綴っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?