Ola！！最近ショックだったことは旅行で行ったバルセロナのレストランが去年閉店したことの神田川です。今回、おすすめしたいミュージシャンはフラメンコのカリスマDAVID DE JACOBA（デヴィッド・ド・ヤコバ）です。

記憶にないはずのスペインの日常が脳裏に蘇りました。これがエモさというやつでしょうか。

フラメンコを聴いたことある方ならこの声に聞き覚えがあるかもしれません。というのも、２０１０年からパコ・デ・ルシアの遺志を継ぐ現在活動するフラメンコグループで最も著名な「パコ・デ・ルシアプロジェクト」に参加しているのでもはやフラメンコと言ったらこの人という領域になりつつあります。

正直、日本語での情報が少なすぎて翻訳を入れても限度があるのであまり滅多なことは言わないようにします。彼の記事を見つけて翻訳をかけてみたのですが、声質について「彼の声（ジプシーの重金属の合金とうねりとしての勇敢さ）」と書いてあって本当によくわかりませんでした。

２００７年にマドリードに拠点を移してから歌の上手さで著名なギタリストや監督と共演するうちに現在の地位まで登り詰めた猛者のようです。

フラメンコの前衛的な演奏とマッチする強弱表現の激しいうねるようなボーカルはモダンさとクラシカルな要素を兼ね備えた新しい音楽のように私には聴こえます。聴きながらビール飲みたい・・。

実はマドリードで生ヤコバを観たことがあるのですが、最前列だったこともあって迫力がある演奏でした。CDとは異なる長いソロパートや前衛的なアドリブが多くあり、タップ音が木製のライブ会場の優しく反響する夢の中にいるようなライブだったのを覚えてます。ビールを飲んでいたせいも多々あると思いますが。

今回もこんな感じの音楽が好きな方向けにプレイリストを作成したのでお時間がありましたら聴いてみていただけますと幸いです。