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humorous branding | humのブランディングデザインへの向き合い方

情緒を見出し、ブランドにユーモアを - humorous branding

こんにちは、humです。

humはもの・企業などに情緒を見出し、ユーモアという付加価値でブランドをかたちづくるブランディングデザインプロジェクトです。

ブランドをひとりの「人」と捉えて、情報・目的の整理から情緒的な要素を定義。「哲学、個性、性格、表情、会話」というセクションで区切りつつ、考え方から最終的なビジュアルまでを一貫してブレなくデザインしていきます。


そのブランドに
ユーモアを


ブランドをひとりの人と捉えたら、
もっと面白い世界になるかもしれない。

見えるもの、わかりやすいものがたくさんある中で
わかりづらい、だけどなくてはならない「情緒」を
個性を中心に見出していく。
その先に滲み出る「ユーモア」が
人の「なんかいい」に届くと思う。

humは「humor」「human」「humming」を
スローガンにもの・企業などに情緒を見出して
「ユーモア」という付加価値で「ブランド」をつくる
デザインプロジェクトです。


「ブランディングデザイン」ってなんなんだろう?


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私たちはブランディングデザインを

お客さんが見出す「ブランド像」の土台となる「価値観の表明

だと思っています。


人間が読み取る情報の中の約9割が、視覚から来るもの。ブランドの世界観は最終的にビジュアルへと落とし込まれます。

しかしその前段階にあるはずの、目に見えない思想や哲学、進むための意味を自分たちでしっかりと理解できていないと、振る舞いと世界観が噛み合わず、ちぐはぐな印象を与えかねません。


では「ブランド像」とは何なのでしょう?
私たちはそれを「お客さんにとっての存在意味」であると定義します。


ブランディングデザインと聞くと、言葉の響きから具体的な制作物などを想像しがちです。しかし、ものことをブランドたらしめる「ブランド像」は受け手の解釈にすぎません。ある意味お客さんの頭の中にできるものと言えるでしょう。

人の感性や感覚、理解度やリテラシーなどは十人十色です。多様な人が様々な角度でブランドと触れ、各々の頭の中で意味を織りなす。

なぜそれを使うのか?

なぜ自分がそれを買うのか、欲しいと思ったのか?

ブランドのもつ「存在意味」をお客さんに醸成してもらうために、ブランドの価値観を表明していく行為こそ「ブランディングデザイン」であると、humでは考えています。


ブランドをどうingしていくか


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ブランディングを分解すると「brand+ing」です。つまりブランドをingしていく行為。ただしここで重要なのは、どうingしていくか、ということだと思います。

私たちはそのingを、前に加速させるわけでも、上に背伸びするわけでもなく、横に「広げていく」行為と捉えています。それは、あくまでもブランディングデザインがブランドとして「利益に直結する」「売り上げをあげる」というのが大目的ではないからです。

もちろん、最終的に利益につながる、売り上げが立つということは素晴らしいことですし、そうなることを望んでいます。しかし、ブランディングデザインがなすべきことは「ブランド像」を見つけ出すために行う「価値観の表明」

故に、横に「広げていく」行為と捉えています。


価値ではなく「価値観」の表明


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先ほどから繰り替えしている「価値観の表明」。

よく、ブランディングやアイデンティティ策定などで用いられる「ビジョン・ミッション・バリュー」の「バリュー(=価値)」を決め、伝えることを重要視しがちですが、私たちはあくまでも「価値観」を伝えていくべきだと考えます。

それは、価値自体はお客さんが決めることだと考えているからです。

もちろん、ブランドを作っていく中で情緒価値、機能価値、および体験価値を言語化するのですが、それはあくまでも仮のもの。

前にも述べましたが、人の捉え方、考え方は様々です。「価値」そのものを訴求すること自体を否定するつもりは全くないですが、その行為が過度になりすぎると「押しつけ」となり、息苦しさや世の中とのハレーションが生まれてしまうかもしれません。

価値に執着せず、ブランドの理想に思う価値やブランド自体を下支えする「価値観」を大切につむいで伝えていく必要性が、今の時代にあったブランディングデザインだと思うのです。


具体的に何をするの?


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簡単にいうと、ブランドの考え方などをまとめた「冊子」を作ります。それは、ブランドの核「心」とも言えるものになります。

よく、ブランディングを提案する時に「これだけ決めて、何になるの?」と聞かれることがあります。確かに目先の利益に直結することではないし、言語化した上でそれをどう活用するべきかわからない場合も多いです。

「冊子」という形でまとめることで、チームメンバーとの意思統一、また組織のひとつのルールのようなものになるため判断に迷いが少なくなるため、長い目で見て「存在意味」を作り上げていくことにつながり、よりユーザーと共感性を高めていくことができます。


ブランドの形づくりかた


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humでは、ブランドをひとりの「人」として捉えて考えます。
人は物事を考える上で必要な「哲学」、その上で成り立つ「性格」、それを外に表す「表情」と、伝えるための「会話」が無意識に連動していると考えています。そして、そのひととなりを凝縮したキーワードが「個性」であると思うのです。これはブランディングを考える上でも同じことが言えます。

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・哲学(=ビジョン・ミッションなど企業の理念)
・性格(=バリュー・パーソナリティなどブランドの世界観をつくる言葉)
・表情(=ロゴなどの企業の顔となるビジュアル)
・会話(=webサイトや会社案内などのコミュニケーションツール)

これらの中に「個性」を据えて、一緒に考えていきます。


具体的な事例は、以下のnoteにまとめておりますので、興味を持っていただけた方はぜひご覧ください!

事例note▼


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