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有吉さんから学ぶ、プロフィールのワケ。

僕は今はTVをほぼみないのだが、数年前は毎週見ていた番組があった。
それは「マツコ&有吉の怒り新党」だ。

この番組をやっていた当時の有吉さんとマツコさんは今よりもバリバリ毒舌全盛時代だったように記憶している。当時の僕は若さもあってか日常的に違和感を感じてなんでだろうという疑問が怒りという感情につながりやすかった時期でもあった。だからか、毒舌に切ってもらうトークを聞くだけでスッとすることもあり、毎週楽しみに見ていた。実際には、僕の中で素敵No. 1の夏目三久さんが出演していたから今日は語らないでおこう。
本題に戻ろう。


その時のあるトークをたまに思い出す。
有吉さんがゲームセンターのメダルゲームを無表情にただただやって余暇を過ごすことがあるという話をされていた。マツコさんも共感されていて、何より僕にもその毛があった。

何も考えたくない時や有意義論からかけ離れたいときに、無性にメダルゲームをやりたくなることがある。メダルゲームは何も生産しない。メダルがただただ吸い込まれていくのを目で追っているようで追っていない。もしもたくさんメダルが出たからといって、それは現実世界で大金持ちになることとは別物だ。
生産性や効率からかけ離れたメダルゲームはその象徴的なものだった。

そして有吉さんのトークに話を戻す。
有吉さんはそんなメダルゲームをやっている時間に対して、他者から「なんの意味があるの?」と言われたことがあるという。そして有吉さんは番組の中で声を大にしてこうおっしゃっていた。

「意味ってなんだよ!バカ!」

数年前の僕はTVの前でこの言葉に救われる思いがした。

意味を求めて有意義は、何か時間を効率的に、と強迫観念のような常に追われている真っ暗で闇の中かのような生活をしている中で、この言葉は一筋の光を放った。

意味なんて本人が決めることであり、かつ意味なんてなくても別にいいだろうということだ。

それから数年経った今。流石に怒りに直結させなくなった。他者が当てがってくる価値物差しは、真っ正面から向き合ってムキにならない。そんなのは肩透かす。とことん必要のない土俵には上がらない。僕自身の思うままに生きるようにしている。肩肘張らずにゆるく生きるでもいいじゃないか。ただただメダルゲームをやる時間も目的地のないドライブも。
ゆるく生きるって結構難しい。みんな力入れてマッチョに生きようとしている世界では、ゆるい人間側が息苦しくなることもあるけど、力を抜いてただただビールを飲んでゆるく生きる時間は幸せなんだから。誰も否定できない。

それが僕のプロフィールに書いている文言のワケです。

ゆるーく。
ちからを抜いて、ただビールを飲もう。

頑張りすぎて疲れた方が少しでも気が休まるnoteを書いていけるといいなと思うのです。

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