8年前（結婚する前の話です）、山梨のハイジ村へ行こうと夫を巣鴨駅まで車で迎えにいった時のエピソード。

駐車場に車を止め、夫がなかなか来ないな。どうしたんだろう・・・、LINEを見るとヤバいメッセージが。「バッグを山手線の網棚に忘れた(・_・;)汗」

買ったばかりの一眼レフをはじめとした、彼の全財産を詰め込んだ、大切なバッグ。駅員さんに探すのを手伝ってもらったり、同じ電車が一周するのを待ってずっと確認しても見当たらなかったそう。

大変な事態が起きてしまった！私なら、相当のショックを受け、旅行も楽しめないだろうな。そして、暫くは一眼レフは買わずにおとなしくスマホカメラで我慢してしまうかな。

そんなことを考えながら、とりあえず巣鴨駅へ。スマホのみはポケットにあり連絡が取れ、会うことはできた。なんと声をかけようか。・・・

私：大変な事態だね。一緒にもう少し探してみる？
夫：「これは、エントリーモデルから中級モデルへ、一眼レフを買い替える時期が早まっただけ。早くハイジに会いに行こうぜ！！」

おお、こんな考え方もあるのか。ポジティブすぎる破壊力抜群の一言。

どちらかと言えば心配性な私には到底思いつかない考え。この事件の4年後に結婚し、私は今でも日々、夫のポジティブシンキングに驚かされながら生きています。