あなたは妻の子育ての葛藤を理解していますか?
ある新聞での読者投稿の記事から
先日、新聞読んでいて、これはよくある妻の悩みを表しているなと思う記事がありました。埼玉県に住む40代の保育助手をされている方の投稿です。
どうでしょうか。特に中学高校位のお子さんを持つ女性にとって、共感できる内容ではないでしょうか。
ちなに、この記事を妻に見せたら、「私のことが書いてあるのかと思った」と話していました(笑)
子どもの自立のために、出来る限り口出さないほうがいい。
一方で、このままで勉強や受験は大丈夫か、将来は大丈夫かと思い不安となり、ついあれこれ口出ししてしまう。
これはこの投稿者の方や、僕の妻だけでなく、多くのお母さん方が抱えている悩みなのです。
葛藤とは何か
今回の投稿者の方は「葛藤」があるといっています。
葛藤は、書けと言われると難しい熟語ですね。
日常では、大きく分けて2つの意味で使うと思います。
一つは、人と人が互いに譲らず対立し、いがみ合うことです。
例えば、「夫婦の間での葛藤」というときには、この意味となります。
もう一つは、心の中に相反する欲求や感情が存在し、そのいずれをとるか迷うことです。
今回の投稿者の方は、この二つ目の意味で使っています。
葛藤はカウンセリングにおいて、重要なテーマの一つです。
今回のように、口出せば過干渉になって自立を妨げてしまう、だからといって、このままの状態では子どもが悪い状態になってしまのではないか、そんなことを見過ごすことはどうにも無理だ、という相反する思いで引き裂かれそうになるのです。
簡単に答えが出せない悶々(もんもん)とする状態に、カウンセラーは寄り添っていきます。
ところが、身近な家族は、その苦痛に寄り添うことなく、今回の夫のように、「それは過保護」だと断罪することがよくあります。
実際に僕も、妻の葛藤に対して、寄り添えたかというと、そんなことはありません。
妻の苦悶に寄り添うことなく、
「そういう行動が、子どもの自立を妨げるんだよ」
「赤ちゃん扱いせずに、子どもの好きなようにやらせればいいんだよ」
「子どもの人生の責任を取るのを奪う行為だよ」
などと正論を振りかざしていたな。と反省する次第です。
このように妻の行動を正論で断罪していけば、もう一つの夫婦での葛藤、いがみ合いや対立につながっていきます。
葛藤は、もともと仏教用語です。
葛は「かずら」、藤は「ふじ」葛も藤も樹木に絡み付くツル草で、このツル草がもつれて解けない状態が「葛藤」です。
仏教では、ツル草の葛や藤が生い茂り、からみついて解けないように、僕たちの煩悩は容易に断ちきることはできないと教えています。
この「簡単に断ち切れない思い」があるかもしれないことを、パートナーとして、ぜひ理解した上で関わってあげたいですね。
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