3000人調査から分かる「離婚したいのに、できない理由」
先週の記事で、既婚女性3,000人を対象としたアンケート調査を紹介しました。
それによると
約6割の方が「離婚を考えたことがある」という回答
離婚したいと思ったきっかけは、
「性格・価値観が合わない」がダントツの一位。
ついで、「家事や育児を手伝ってくれない」「夫の家族や親族との折り合いが悪い」が続く結果となりました。
実際の離婚への本気度は?
では、どの位の人が本気に離婚を考えているのでしょうか。
以下、「離婚を考えたことがある」と回答した人に対する、離婚への本気度を訊ねた回答結果です。
「本気では考えていない」が半数弱、「離婚する気は全くない」が2割弱と、離婚は考えたことはありつつも、実際には離婚について消極的な方が6割以上でした。
実際に離婚をするのに不安や懸念点は?
離婚したいと考えているのに、なぜ離婚に踏み切れないのでしょうか。
以下、離婚をするのに不安に思っていることや懸念点を聞いた結果です(複数選択形式)。
一番は「金銭面の不安」でした。
離婚後の生活や子どもの養育費など、お金に関する問題は離婚を決断するうえで大きな不安点ですね。
結婚または出産したことを契機としていったん仕事を辞めた妻は、子どもが幼いうちはパート勤務などで仕事に就いているケースが多くの家庭で見られます。
なかには、完全に仕事を辞めて主婦業に専念している方もいるでしょう。
離婚した後に、経済的な自立をいかに果たしていくかは大きな課題ですね。
次に「子どもへの影響が心配」多くの方が回答されました。
離婚によって、子どもが心理的なダメージを負わないか、一人親で子どもの成長に問題が生じないだろうかというのは、親としてはもっともな不安ごとですね。
この点については、研究もなされている分野でもあるので、機会あれば紹介したいです。
不安や懸念点が解消されたらすぐ離婚するか?
「離婚するかまだ悩んでいる・離婚の意思は固まっているが行動に移せていない」と回答した人(回答全体の3割、557名)に、「不安や懸念点が解消されたら離婚するか」への質問です。
「はい」の回答が半数以上でした。
一方「わからない」が4割弱と、懸念点が解消されたとしても離婚にちゅうちょする方がいることがわかりました。
離婚は人生のインパクトが大きいものであり、単純に懸念が不安や解消しても、簡単に離婚に踏み切れるわけではないことがうかがえます。
離婚の悩みを誰かに相談したか?
「離婚を考えたことがある」と回答した人に、「離婚の悩み」を誰かに相談したかという質問への回答です。
「誰にもしていない」が6割以上でした。
離婚を考えつつも、もんもんと一人で抱え込んでいる方が多いということですね。
離婚の悩みについて、そもそも誰に相談すればいいのか分からないという方もいると思います。
夫との価値観の違いから、「離婚したら楽になるかな」などと考えるけども、お金や子どものことを考えると現実的ではないな、と離婚しようかどうしようかといったりきたりするというのが、離婚を少しでも考えたことがある方の一般的なイメージではないでしょうか。
実際に僕のクライアントでも、そのような方が数多くいらっしゃいます。
そして、カウンセリングの結果、大半の方が、離婚せずに「楽になった」と感じられています。
ぜひ、離婚を少しでも考える方に、カウンセリングを受けるという選択肢もあることを知っておいていただきたいです。
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