パートナーに無性にいらだつのは、自分の中にあるシャドーの投影かもしれません
前回の記事で、今世間を騒がしている水原通訳の野球賭博の問題は、大谷翔平選手の抑圧した感情や欲求が「シャドーの肩代わり」として表出したものではないかとお伝えしました。
今回も、シャドーに関して、ぜひしっておいてもらいたいことをご紹介します。
シャドーが悪さする?
僕たちは、自分にとって好ましくないと思える感情や欲求や性質を、抑え込んだり、ごまかしたり、感じないふりをしたりします。
これは一体どこに抑えこまれるかというと、無意識の領域です。つまり、自分の中にはそれは存在しない、と思えるぐらいまで抑えこんじゃうということです。無意識の中にあるものは、もう自覚できませんからね。
そして、その無意識の中に抑えこまれたものをシャドーといいです。このシャドーっていうのは、無意識下から悪さをするのです。
家族の例で考える
具体例で見ていきましょう。
「世の中で生きていくためには、うまく周りとうまくやらないといけない。イヤな相手とでも仲よくしなければならない。相手に嫌われるべきではない」
という理想や価値観で自分を形成してきた人は、
「自分の気持ちを優先したい。イヤなものはイヤ、ダメのものはダメだと言いたい」
という欲求を抑圧しています。
その欲求がシャドーとして無意識下に押し込められているわけです。
すると、たとえば、自分のパートナーや子どもが、
イヤなものに対してはっきり、「イヤだ」とかと言ったり、自分の気持ちを優先させるような言動すると、パートナーや子どもやに対して無性に腹が立ってきます。
「ほんと自分のことしか考えていない」
「もっとこちらにも気を遣うべきだ」
などと思ってしまうわけですね。
「わがままいうな!」
「イヤだと言うな!」
などと言いたくなるわけです。
「相手がどう思うかよりも、まず自分の気持ちを優先したい。イヤなものはイヤだと言いたい」
という欲求は、実は自分の中にあるものなんですが、
それを「好ましくないもの」だと思っているので、その欲求が込み上げてくるのを、無意識に抑えてしまっているわけです。
そして、それを自分が持っていることを認めたくないので、他者に重ねてみてしまい、その他者が持っているように感じます。
これを「シャドーの投影」といいます。
自分のシャドーに対して持っている嫌悪感を、プロジェクターのように、相手に対して持つようになるわけです。
結果的に、自分のシャドーを感じるパートナーや子どもなどに対して、過剰に反応したり、腹を立てたりするわけです。
これはまさに、シャドーに振り回されているといえます。
もし、家族などに対して、なぜだか無性にいらだつ、ということがあった際には、自分の中に知らず知らずのうちに抑圧している欲求や感情があるかもしれない。
そんなことを探ってみるといいかもしれませんな。
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