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「離婚式」をする人の意外なワケとは

今年は、4年に一度のうるう年ですね。

そのうるう年の2月29日は「2人に福(29)あれ」の語呂合わせから
「円満離婚の日」とされています。

そのタイミングに合わせて「離婚式」をおこなうカップルもいるようです。

3月は離婚最多、その理由とは


以下は、厚労省「人口動態統計」による2023年1年間の月ごとの離婚届の届け出件数です。

2023年離婚数推移(NHKサイトより抜粋)

ほかの月は1万4312組~1万6606組なのに対して、3月は2万1239組と突出して多くなっています

なぜ3月に離婚の届け出が多くなるのでしょうか?

新年度に向けて3月に区切りをつける人がいると考えられます。

3月は新年度の直前で、子どもの進学に合わせて名字を変える、転校するなど、子どもの進学タイミングに合わせて離婚する人が一定数いると思います。

離婚式の実態とは


少しくすんだ結婚指輪に笑顔でハンマーを振り下ろす男女。

参列した親族や友人が見守る中、署名をするのは「離婚届」。

両手を重ねて入刀するケーキには「HAPPY DIVORCE(幸せな離婚)」の文字。

「離婚式」を提案しているプランナーの寺井広樹さんによると、「離婚式」は結婚生活に区切りをつけて新たな門出を祝うセレモニーで、これまでに700組以上が式を挙げるなど“円満離婚”を目指す夫婦にとって選択肢の1つになっているということです。

ちなみに、離婚式では、
新郎ではなく「旧郎(きゅうろう)」
新婦ではなく「旧婦(きゅうふ)」
仲人ではなく「裂人(さこうど)」

と呼びます。

その他、
「2人が出会ってから別れるまでの写真を見せるスライドショー」
「キャッチした人は円満離婚できるとされるブーケトス」
「パイ投げによるお色崩し」などのオプションもあるそうです。

離婚式を挙げるワケとは


どういう理由で離婚式を挙げるのでしょうか。

以下の3つの理由があります。

  • けじめをしっかりつけて良い形で再スタートが切れる。

  • 離婚の原因を夫婦の“公式声明”として親戚や友人にもオープンにし、離婚後もよい関係を保ったり、引き続き協力して子どもを育てることを参列者の前で誓うことで、養育費が円滑に支払われるなどの効果がある。

  • 離婚式を挙げることによって、パートナーの親族や友人たちとの関係も良好に保てるようになりやすい。

ちなみに、挙げるカップルは、50代の熟年夫婦が多いということでした。

中には、離婚式を通して改めてお互いと向き合ったり、友人から励ましを受けたりして心境が変わり、式の帰り道に2人で話し合った結果、離婚を取りやめた夫婦もいたということです。

円満離婚をするために必要なこととは


このような「離婚式」を行えるカップルのように、円満離婚できる人はどの位いるのでしょうか。

「離婚式」プランナー 寺井広樹さんのコメントです。

「ほとんどの場合はだいたい泥沼になってしまうので、円満に離婚できる人って本当に数少なくて、4年に1度の2月29日くらい珍しいケースだと思います。勢いで離婚してしまう人も多いと思うんですけど、結婚も離婚も幸せになるためにするものなので、前向きにとらえて新しいステージに進んでもらいたいなと思います」

一度離婚すると双方で決めた後も、お金のこと、子どものこと、親族や職場にどのように伝えるかなど、離婚にあたって、夫婦で決めるべきことは沢山あります。

実際に普段から、その話しあいができないからこそ、離婚に至ることをかんがえると、かなりハードルが高いですが、離婚を決断した以上、次へのステップに気持ち良く進むために、しっかり相手と向き合って話し合いたいものですね。


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