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離婚を考えたことがある女性はこれだけいるんです

あなたは一度でも離婚を考えたことがありますか?
あるとすれば、そのきっかけは何でしょうか。

弁護士検索サイトを運営するアシロ社による最新のアンケート調査(2024年1月、20〜49歳の既婚女性3,000人を対象)で確認していきましょう。

これまでに離婚を考えたことがありますか?


以下、離婚を考えたことがあるかという設問に対する結果です。

株式会社アシロ2024年「離婚に関する調査」より


「常に」と「何度も」考えているという深刻度の高い方は、2割以上いました。
「ときどき」を含めると、5割弱の人が離婚を考えているのですね。

では、一体、どのようなきっかけで、離婚を考えるのでしょうか。

離婚したいと思ったきっかけはなんですか?


妻が離婚を考えるきっかけとは、どのようなものがあるのでしょうか。
「離婚を考えたことがある」と回答した人に対する複数選択形式での回答結果です。

株式会社アシロ2024年「離婚に関する調査」より

「性格・価値観が合わない」が1,042人となり最多でした。

この点については、実際に離婚原因での一番となっているので、納得です。

次いで「家事や育児を手伝ってくれない」が564人という結果となりました。

これは、実際に離婚原因にはあがらない要因です。共働き世帯が多くを占める中、若い男性を中心に、家事育児への参画意識は高まりつつあります。

今回は、40代までの女性を対象とした調査結果ですが、まだまだ、女性が家事育児を押しつけられていると感じ、そのことに不満を感じていることがうかがえます。

男性としては、自分の妻が、そのことによって、離婚を考えるまでになっていることを自覚すべきでしょう。

具体的な回答もありますので、見ていきましょう。
男性の方は、自分に思い当たる行動がないか、ぜひチェックしてみてください。

「性格・価値観が合わない」と回答した方の声

・家族や家庭のことを自ら考えて行動しないから自分への負担が大きく、一緒に居ても楽しくなく、居ても居なくても同じなので、経済的にもっと自立できたら離婚したい。(40代)
・自分と思うことが逆のことが多い。洗濯の干す向き、スーパーでの車の停める場所、買い物が長すぎる。旦那は人と一緒に行動が苦手、子供に興味が無い(40代)
・価値観が合わない、価値観を押し付ける。拒否すると人格や実家の環境まで批判する。子供を甘やかすだけでしつけをしない。注意する私を貶すので、子供も言うことを聞かなくなる。(40代)
・家事は女が好きでやっているものと考えていた。パートタイマーは正社員より価値がないと考えていた。こちらや子どもたちの体調不良に配慮が無い。(30代)
・物事の考え方の違いでお互い譲らず歩み寄らず、それが積み重なり日常的にイライラするようになり会話も減った(30代)
・元々私だけが働いていて、育休が終わるので主夫として家事や育児を頼みたいが、育休中はほとんど私ばかりが家事や育児をしていて、どうするのか?と聞いても何とかなるとしか答えず、考え方の違いを感じる(20代)

株式会社アシロ2024年「離婚に関する調査」より

「家事や育児を手伝ってくれない」と回答した方の声

・3人年子なので小さい時は1人で面倒を見るのは大変なのに仕事のストレスを発散させるためにサーフィンをしに行かないと気が済まない夫としょっちゅう喧嘩していた。(40代)
・共働きで子供が1週間以上休まないといけない状態で半日だけでも休んで欲しいと伝えたときに自分より稼ぎがないのだから僕は仕事に行くよと言われた。(40代)
・共働きなのに私ばかり家事育児の負担が大きく、私がやって当たり前と思っているのではないかと言い合いになった。その際に夫の態度や言動が引っ掛かり価値観が合わないかもと思った。(30代)
・共働きだが基本、私が全て家の中のことはやっている。本当に動けないくらい具合が悪いときでない限り、少しの具合が悪いときでも私がやる。(30代)
・夫は仕事も遅くワンオペで家事育児を行い、パートに出なければ生活ができないほど収入が低いのに何も手伝わない。(30代)

株式会社アシロ2024年「離婚に関する調査」より

「夫の家族や親族との折り合いが悪い」と回答した方の声

・姑が悪いのを棚に上げて、こっちが悪いと言い張る。それに対して、旦那は「ふーん」としか言わない。この親族の中に私の味方は誰もいないと思った日から旦那の親族とは絶縁している。(40代)
・よくある嫁姑問題だと思いますが、姑の意見が違っていても間違いを認めない・謝らないのが通常で、要らないものを断っても押し付けてくるのが苦痛だったからです。(40代)
・彼の実家が本家のようで、実家に入らないといけないが、生まれた子供が旦那と同じく家を護るために自分の人生を自由に生きられなくなるような気がして。(40代)
・夫の家族や親族との折り合いが結婚当初から悪く、やっていけないと何度も離婚を考えました。(30代)
・過去に義家族の行動が原因でパニック障害を発症している+義姉からの嫌がらせがある。(30代)

株式会社アシロ2024年「離婚に関する調査」より

アンケート調査では、離婚を考えつつも、なぜ、離婚に踏み切れないのか、という点について言及しています。

この点については、次回以降に紹介したいです。


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