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夫婦ゲンカのときに思い出したい「理不尽、理解不能という相手の言動にもワケがある」

前回の記事で、僕が妻と久々にかなり激しい夫婦ゲンカをしたことをお伝えしました。

そのことを踏まえて、痛感したことはあるのですが、まずお伝えしたいのがが、
「理不尽、理解不能という相手の言動にもワケがある」

ということです。

ケンカの原因は、友人との会食から外出中の妻が帰るまえに、僕がお願いされていたようにお風呂に入っておらず、洗濯を終えていなかったことで、妻が激高して、「自分のことしてか考えていない」と僕を責め立てたということでした。

これだけだと、確かに約束守っていないことに怒るのはしょうがいないとしても、激高するほどか、と思う方もいるかもしれません。

実際、僕は、自分は楽しい思いをしてきたのに関わらず、洗濯物ごときでキレる妻を、理不尽、理解不能と感じました。

ところが、後でお互い冷静になったときに、聞いて分かったことですが、当日は大荒れの天気で、非常に寒く、雨と雪が交じったような荒れた天気でした。

そのような中、妻はずぶ濡れになりながら、友達との会食に出かけたとのことで、それで身体が冷え切ってしまったということでした。

加えて、当日合った友達も体調が優れておらず、それにあわせて、自分は食べたいものも食べられず、相当ストレスがたまっていたということでした。

そんなときに、出来る限り家に帰ったら、すぐにお風呂に入って休みたいし、家事を少しでも減らしたいのに、終わっていると思っていた洗濯物も終わっていないという状況は、妻にとって、ひどく、がっかりするものだったと思います。

また、もともと、妻は自分の母親との関係から、自分が伝えたことを無視されたり、約束を守られていないと、自分が大切にされていないと感じ、傷つきやすいという傾向もあります。

さらに、とても計画通りに進めるタイプで、逆にその自分が思い描いたとおりに物事が展開すると、柔軟に対処できず、混乱しやすいという傾向もあります。

そんなもろもろの事情があり、怒りのスイッチが入ったということです。

僕が理不尽、理解不能だと感じた妻にも、そうなる事情があったのです。

また、妻からしても、一人で時間があったにも関わらず、ちょっとしたお願いごとを実行できていない、僕のことを理解不能と感じたのです。

僕なりに、悪気があったわけではなく、単に妻の帰宅時間を読み誤ったという事情がありました。

お互い、相手の言動、行動に対して、理不尽、理解不能と感じたときに、それに対して腹を立てる前に、そうなるには、それなりに事情があるかもしれない、と考えることが少しでもできれば、不毛な対立は減らせるのだと思います。


また、一度怒りのスイッチが入った相手に反論するのは意味がない

ということも、ぜひお伝えしたいです。

自分のミスや失敗に対して、相手から怒りをぶつけられると、自分の身を守るために、弁明、弁解を僕らは伝えます。

ただ、それで相手が納得することは、ほとんどありません。

なぜなら、怒りをぶつけている時点で、相手は、理由をきいて納得することが目的ではなく、相手をとっちめることが目的になっているからです。

なので、こちらが理由を伝えれば伝えるほど、言い訳で逃げようとしていると捉え、ますますヒートアップしていきます。

一方で、相手の怒りに対して、正しい説明だと思っている理由を否定されることで、こちらも怒りが湧いてきて、結果、僕と妻のように、激しい応酬へと発展してしまうワケです。

ですので、相手が怒った時点で、僕らに出来る最善策は、どんなに怒りをぶつけられても、冷静さを失わず、相手の話を聞きながら、こちらの言い分を伝えられる人は別として、普通の人であれば、ただ、謝りつつ、その場を離れるということなのです。


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