子どもの巣立ちのツラさは半端ない【実録】「空の巣症候群」
新年度が始まるタイミング。
進学や就職を機にお子さんが家庭を巣立つという方もいると思います。
その時の母親の苦悩と、それに夫婦としてどう対処すればいいのかということを、我が家の実例を交えてお伝えします。
我が家のケース
我が家では、長男が4月から新社会人として働き始めます。
それを機に、家を出て、職場の近くに一人暮らしをはじめることになりました。
そこでの妻の動揺ぶりが半端なく、「さみしい」「つらい」とウツウツした状態となりました。
もともと、長男は仕事が落ち着いてきた夏頃に一人暮らしをはじめるということでしたが、思ったよりも自宅より遠い配属になったとのことで、3月中に引っ越し、4月になったことが、妻のさみしさ、つらさに追い打ちをかけています。
以下、僕に送られてきた妻からのLINEやコメントです。
と、こんな感じです。
不安定ぶりが半端なく、ある日、ドライヤーをかけながら、号泣してたこともありました。
また、ボーとして、集中力を切らすことが増えており、洗濯物を取り込む際に、サッシに指を挟んだり、飲食店でお金を支払った後、財布をそのまま置き忘れてしまったりすることがありました。
この、子どもの巣立ちにともなうこのような症状は、何も僕の妻だけのことではなく、実はよくあることなのです。
空の巣症候群とは
「空の巣症候群」とは、子どもが自立して子供の巣立ちの機会に、養育者が「自分の役割が喪失した」と感じ、空虚感や喪失感が強まる状態を指しています。
様々な苦労を重ねて手塩にかけて育ててきた自分の子どもが、親の手から離れて社会や世界に巣立っていくことを、まるで鳥のヒナが巣立っていく様子と類似していることから「空の巣症候群(Empty nest syndrome)」と呼ばれるようになりました。
空の巣症候群は、主に子育ての期間を終えた40代~50代の母親に多くみられる状態で、適応障害のひとつとして捉えられています。
空の巣症候群の症状
空の巣症候群でよくみられる症状を紹介します。
「こころ」の変化(精神症状)
胸にぽっかり穴があいたような喪失感、虚無感
何事にもやる気が出ない。無気力な状態が続いている
ふとしたときに涙が流れる
強い孤独を感じる
「自分はもう不要な人間だ」と思ってしまう
この先、自分がなにをしたらいいのかわからない
「からだ」の変化(身体症状)
食欲不振
動機、息切れ
強い倦怠感、疲労感
吐き気
頭痛
環境変化にうまく適応できず、そのストレスが心身の不調にあらわれてきます。更年期障害とも重なることで、症状はさらに重くなることも少なくありません。
このような状況が続く中で、そのままうつ病を発症してしまう方も存在します。
では、「空の巣症候群」に対して、どう対処すればいいのでしょうか。妻に対して夫はどう関わればいいのでしょうか。
こちらも、次回以降、我が家の状況を踏まえてご紹介します。
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