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【水と皮膚の不思議】お風呂の手のふやけは神経も関わっていたぞ

身近な不思議:皮膚の役割

皮膚は私たちの身体を外部から守り、様々な環境から守ってくれる素晴らしい器官です。その中でも、水分の保持や感覚の提供といった機能が、お風呂やプールに入るときにどのように影響するのでしょうか?

科学者の視点から

生物医学エンジニアの私たちは、柔らかい生体組織について研究し、その力学と機能を理解しようとしています。その中でも、お風呂後のしわや色の変化にはどのような科学的な理由があるのかを追求しています。

しわの謎

年をとると皮膚にはしわができることはよく知られています。しかし、お風呂やプールでしわができるのはなぜでしょうか?最初は水分の吸収が原因だと考えられていましたが、それだけではないことが分かりました。

神経との関連

過去の研究で、指の神経が損傷しているとお風呂後のしわができないことがわかりました。これは、しわが単に水分の吸収だけではなく、神経の働きも関与していることを示唆しています。

水泳後の不思議な現象

水泳後に指やつま先がプルンプルンになるのも、神経の働きが関わっています。その理由を解説する前に、自律神経系について知っておくことが大切です。体内の様々な機能を管理するこの系統が、血管の収縮にも影響を与えているのです。

血管の収縮と肌の変化

水に触れると、皮膚内の水分が増え、これによって塩分の割合が減少します。この変化が神経によって脳に伝えられ、自律神経系が血管を収縮させることで、肌がしわしわに変わり、時には青白くなるのです。

シワの利点

驚くべきことに、しわのある皮膚は水中でのグリップ力が増すことがわかりました。これは、進化の中で発展してきた素晴らしい機能で、水中での活動をサポートしています。

未知なる研究への興味

私たちは皮膚の構造と機能に関する研究を進めていますが、まだ解明されていない謎もあります。犯罪や災害の科学捜査、また濡れた環境での作業に伴う皮膚の変化についても興味津々です。

ChatGPTより作成


数十年前から刊行されているまんが不思議シリーズやひみつシリーズで人体のことを教えてくれるまんががあった。そこに風呂に入ると指がふやける理由が載っていて、皮膚が水分を吸って膨れてしまうと言った内容だった。

そこには、反証がないからそういうものだと信じていたけれども、どうやら今になってその説が覆ってしまうかもしれない。末端の組織が水分で崩壊しないために、神経が対応していたということか。

神経が指をしわしわにすることを意図的にできないかなと考えている。というのも、スーパーのレジ袋を開けることが難しくなってきた昨今。備え付けのスポンジがあれば利用できるけれど、自分の唾液は最終手段にしておきたい。この時期になると乾燥もしているから、なおさらレジ袋が指が滑ってしまう。



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