【新たな研究が明らかにした猫の多様な表情と「遊び顔」】ネコの表情を300種類近く記録したぞ

新しい研究により、猫はこれまで考えられていたよりもはるかに多くの表情を持つことが示され、さらに「遊び顔」と呼ばれる共通の表情が他の種と共通していることが発見されました。この興味深い研究について詳しく見ていきましょう。

猫の表情多様性:
研究者たちは、ロサンゼルスの猫カフェで50匹の猫について1年以上にわたり約300種類の表情を記録しました。これは、ネコがコミュニケーションをとる際に使用する多くの表情が存在することを示す初の研究です。

他の種との比較:
これまで、イヌ、チンパンジー、ヒトの表情に関する研究が行われてきました。ヒトには44種類、イヌには27種類、チンパンジーには357種類もの表情があることが分かっています。しかし、猫に関する研究は限られていました。研究者たちは猫の表情に焦点を当て、その多様性を明らかにしました。

表情の特徴:
それぞれの表情は、唇、瞳孔、まばたき、口角、鼻、耳の位置など、26種類のユニークな顔の動きの組み合わせからなることが明らかになりました。これにより、猫たちはさまざまな感情やコミュニケーションを表現できることが示唆されました。

友好的な表情も多い:
研究によれば、ネコの表情は攻撃的なもの(37%)よりも友好的なもの(45%)が多かったとされています。また、18%は曖昧なもので、両方のカテゴリーに属することもあるとのこと。

「遊び顔」の共通性:
研究者たちは、「共通の遊び顔」と呼ばれる表情が、人、犬、猿など他の種と共通していることも発見しました。これは、異なる生物間で共通のコミュニケーション手段が存在する可能性を示唆しています。

今後の展望:
この研究により、猫の表情の多様性とコミュニケーション方法に関する新たな理解がもたらされました。以下は、具体的な表情の種類とその割合です。

  • 友好的な表情: 45%

  • 攻撃的な表情: 37%

  • 曖昧な表情: 18%

今後、アニマルシェルターや動物愛護協会が、猫の評価にこの研究を活用することが期待されます。また、猫の表情を記録し解読するアプリの開発にも注目が集まっています。猫の神秘的な表情に光を当て、猫たちとのコミュニケーションをさらに豊かにする可能性が広がっています。

ChatGPTより作成


人間の表情も10個も読み取れないのにネコは300近くあったら、どんな表情なのかさっぱり分からない。とはいえ、表情1つでも感情は似たようなモノがあるだろうから、大まかな判別はできそうではある。でも、表情が読めたからといって、パーフェクトコミュニケーションが取れるかというとまた違う話。

たまにX(Twitter)で流れてくるキャラクターの表情を書いたモノがあるけれども、みんな絶妙に表情を書き切るし、描ける人は複雑な表情も描く。この表情は○○だという断言ではないけれど、あーこんな風に思ってるなーと言う感受性は持っているだろうと思う。

ネコの表情に数百の種類を判別できたなら、今度はディープラーニングで個別の表情を認識することができるだろう。スマホでネコの表情を読み取るアプリが出るのもそう遠くないな。花の名前を判別してくれるアプリもあるから、不可能では無いはず。


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