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「生き抜くための智恵」~あなたの意識が世界を変える~

 私が20代の頃の話です。学費を稼ぐために徹夜のアルバイトをしていました。夜勤明けの午後に目を覚まし、近くの喫茶店でコーヒーを飲んでいました。2階のお店から行き交う人々が見えます。日曜日のせいか買い物客や家族連れで混雑していました。

 その時、お店の中でオフコースの曲が流れ始めました。その明るい曲を聴きながら窓の下を歩く人々を眺めていたら、なにか皆幸福そうに歩いているように思えたのです。明るい曲がその印象を与えていたのかもしれません。

 ふと、その瞬間閃いたのです。もしかしたら、人生の喜怒哀楽は、私達の意識が意味づけしているのではないかと。悲しい心で現実を見れば、現実もまたそう解釈され、明るい心だと現実もまたそう映るのでないか。つまり、人生という真っ白なキャンバスに色づけしているのは、私達の意識ではないかということでした。

 最近、それを仏教的に解釈している本を読みました。釈迦はこの現実を「空」だと言うのです。存在しているけれども、色がついていないと捉え、それに色をつけて観ているのは、私たちの心だと言うのです。

 要するに、「悩み」や「苦しみ」は私達の現実把握に起因していると言っているのです。心を変えれば、現実も変わるという意味なのでしょう。

 プラス思考という考え方も、その点から納得できます。仕事がない、お金がない、いいパートナーに出会えない等、私達には様々な悩み、苦しみがあります。そんな人生を生き抜く智恵の一つとして「心を変える」「視点を変える」ということを意識化してみるのもいいでしょう。

 明日の酒代がほしい冷おろしなのですが、この問題はぼちぼちと考えますか😅🍺🍷🍶

        「世の中には幸福も不幸もない。
         ただ、考え方でどうにでもなるのだ」
        「良いも悪いも本人の考え次第」

              🔵ウィリアム・シェイクスピアの名言集から 

        「人生は、私たち一人一人が、それぞれの目を
         通して見ている映画です。そこに何が起こっ
         ているのか、ということは大した違いはあり
         ません。それをどのように受け取るかが重要
         なのです」

              🔵デニス・ウェイトリーの名言集から

        「心の持ち方で結果が変わる。
            楽観か悲観か、積極か消極か。
            心のあり方如何で、物の見方が変わってくる」
               🔵松下幸之助の名言集から


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