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韓国映画雑記とNetflixオススメ映画

気づいたら1か月もnoteをお休みしてしまいました。
忙しい時期はとっくに終わっていたにも関わらず…。
書かなくなると再開するのは結構エネルギーが必要で、つくづく習慣って大事だなぁと思いました。

この1か月の間もたくさん映画は観ていました。
いつもは後回しになってしまうような、ちょっと危険な香り(駄作の予感)がする韓国映画をたくさん観たのですが、案の定微妙な出来だったり…。

韓国では年間約500本の映画が制作されているそうですが(日本は約600本)、500本の中の数本~十数本が、文句なしに面白い!って思える映画なんですよね。
そうと分かっていても、隠れた名作があるかもしれない…と、淡い期待を込めて映画を掘り続ける日々です。

ここ最近ではNetflixで配信された新感染半島 ファイナル・ステージをすごーく楽しみにしていて視聴したのですが、残念ながら私には合いませんでした。

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ゾンビの蔓延する世界にマッドマックス的世界観を注入するという、なかなか意欲作だとは思ったのですが、逆に撮っ散らかってしまった感があり、ハマれませんでした。少女のレーサー並みの運転シーンは良かったです!

そんな感じでちょっと意気消沈していたのですが、最高に面白い韓国映画がAmazonプライムビデオに入りました!
エクストリーム・ジョブです!!

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すぐに再視聴しましたが、やっぱり最高でした!
最初から最後までずっと地味に(時には派手に)ふざけてます!
洗練された作品ではないかもしれないけれど、このチームの面々をずっと見ていたくなるような、超ハッピーな気持ちになる映画で、めちゃくちゃおススメです!


エクストリームジョブはAmazonプライムビデオですが、最近、Netflixの映画配信のラインナップがものすごいです!本気出してます!

まずは、以前noteに書いた幼い依頼人が入りました。

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重いですが、色々考えさせられる映画です。


以下は韓国映画以外で比較的最近配信された作品で面白かったもの。

まずは最近のモンド映画の傑作と言われているバクラウ(ブラジル映画)。

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高橋ヨシキさんがおススメしていて思わず観たら色んな意味ですごかったです(笑)。


町山さんがツイッターか何かでおススメしていたインド映画、スケーターガールも素敵でした。彼女のこれからを心から応援したい!

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同じNetflixで作られたインド映画としては、ホワイトタイガーもめちゃくちゃ面白かったです!

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今だ根強いカースト制度の名残のある中で、最下層から大金持ちを夢見る青年の話です。


もう一つインドを舞台としたものを。オーストラリア映画ですが、ホテル・ムンバイ

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実際にあった事件を基にしています。手に汗握るヒヤヒヤものですが、色々考えさせられる秀作です。


アトロク(アフター6ジャンクション)で宇多丸さんはじめ、みんなが大絶賛していたアニメ映画、ミッチェル家とマシンの反乱も素晴らしかった!星野源さんも大好きだそうです。

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中盤のファービーが出てくるところで大爆笑しました。映画のテーマもすごく良かったです。

あと、遅ればせながら観たスパイク・リーのザ・ファイブ・ブラッズ

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黒人差別とベトナム戦争という重いテーマを、ものの見事にエンタメに昇華した作品。最近のスパイク・リーは半端ないですね!私はグリーンブックよりこちらの方が好きでした。


そして、今年観た映画の中でのベストに入る勢いで感銘を受けたのが
存在のない子供たち

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レバノンの映画です。カンヌで審査員賞を受賞した作品。
12歳の少年が両親を訴えるところから始まります。なぜ彼は訴えたのか…。
もう、打ちのめされました。うまく言葉にできないほどに。
でも、世界にはこんな現実がある…。たくさんの人に観て欲しい映画です。


コロナ渦でなかなか旅行ができない日々が続いていても、映画で世界のあちこちに行って色々見てきた気分になっています。
やっぱり映画は最高ですね!


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