しょうじ

好きなもの:芯が通っている人。ドキュメンタリー。妄想。うちの猫。沖縄。 できたこと:折…

しょうじ

好きなもの:芯が通っている人。ドキュメンタリー。妄想。うちの猫。沖縄。 できたこと:折り鶴8,000羽以上折った。3日間で270キロ走った。映画4本作った。 今まで:映像業界で働いたり、法律の仕事をしたり。 今:視点を深めて広げる。猫を愛でる青い炎のアナキスト。

最近の記事

「強さ」と「弱さ」を考える

「強さ」と「弱さ」を提示すると、ほとんどの人は「強さ」を求めるだろう。 多くの人は強い人に憧れる。 強い人って、なんだか輝いて見えるよね。 強さがあると、人生の成功者になったような気がするよね。 ただ、強い人にも、強いだけでなく、弱い部分もある。 弱い人にも強い部分もある。 そこを見落としがちなんだよ。 強い人には、より強いものを求めて、弱い部分を見せられなくしたりする。 弱い人にはマウントをとって、自分が強くなったような錯覚をする。 なんなんだろうね。

    • そして俺は、騙されたままの人生を生きていくことにした

      先日、帰省した時に、地元の連れが車で迎えにきてくれた。 そいつは意味ありげな笑みを浮かべていた。 「えっ、なんでお前なんだよ」 そいつは何も答えなかった。 車に乗って、定食屋にいる他の連れ二人と合流した。 俺は混乱していた。 「びっくりしたやろ」 「実はドッキリやった」 ドッキリ? 3人の顔を見渡すと、薄ら笑っている3人のおっさん。 次第に怒りが込み上げてきた。 俺がずっと、どんな気持ちで過ごしてきたか。 そんな俺の心の動きに気づいたか、 「いや、だ

      • 人は自分が持っている情報でしか判断、行動できない

        あまりにも当たり前すぎることで、あらためて書く必要もないかもしれないが、人は自分が知らないことについては判断できない。 以前、知らない街を旅したいというのは嘘である、ということをこのnoteにも書いたことがあるが、全く知らない街を旅したいとはならない。 多い少ないに関わらず、その街の何らかの情報を持っているから、その街に行ってみたいと思うのであり、知らない街については、行きたいとか行きたくないの判断の俎上に乗ってこない。 だから、相手に正しく判断してもらうためには、その

        • 手放すと楽になるもの

          あれもしたい、これもしたい、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、と思うと、気持ちに余裕がなくなってくる。 これはこうでなければダメだ、と考えると、そうならないことにストレスを感じてしまう。 自分の人生は自分の思うようにクリエイトしていけばいいが、望んだからといってその通りになるとは限らない。 自分でなんとかするということに前向きになれなければ、ストレスを少なくするには、責任に対して距離を置くことが大切。 自覚的に無責任になること。 そのためには、コントロールするというこ

        「強さ」と「弱さ」を考える

          魅力的な人の共通点

          私がすごいなと思う人、尊敬できるなと思う人、人生成功しているなと思う人に、なんとなく共通しているものがある。 これはあくまでも個人的な印象なので、明確にそうであるかどうかはわわからないし、そうじゃない人がダメということでもない。 という言い訳をして、何が共通しているかというと、 「ある一定期間、何かに没頭した時期がある」 ということ。 別にそれは特別なものである必要はない。 ダイエットを頑張ったとか、あるミュージシャンをとにかく追っかけたとか、美味しいラーメン店に

          魅力的な人の共通点

          自己犠牲という誘惑

          「自分が我慢すればいい」 そうやって、自らに自己犠牲を強いる人がいる。 一見、自己犠牲は人に迷惑をかけていないようだが、必ずしもそうではない。 以前、テレビの仕事で終戦番組を担当している時に、ディレクターから、 「もし、戦時中に生きていたら、特攻隊に志願していたか?」 と聞かれたことがある。 そのディレクターは、間違いなく特攻隊に志願していた、と言っていた。 その話を聞いた時、きっと自分も特攻隊に志願していただろうと感じた。 お国のため、家族のため、愛する人の

          自己犠牲という誘惑

          恐怖はどこから来るか

          いろんなことに不安になったり、怖くなったりすることがあると思う。 その不安や恐怖はどこから来るのか? ひとつは、自分の日常を奪われること。 自分の日常とは、それぞれの人によって違うと思うが、普段はあまり意識していないけど、それがなくなった瞬間に困るという感情になるもの。 例えば、目が見える人にとっては、目が見えることはあまりにも日常すぎて、目が見ないということを意識することもないだろうが、ある瞬間に目が見えなくなったとしたらと考えると、それは不安や恐怖になるだろう。

          恐怖はどこから来るか

          見た目より大事なもの

          人は見た目が9割と言うが、見た目よりももっと大事なものがある。 それは、その人の生き様。 見た目は9割かもしれないが、生き様は10割。 正直、生き様がかっこいい人は、見た目なんてどうでもいい。 逆に、生き様は、見た目でカバーするのに限界がある。 なぜなら、生き様というものは、理屈ではなく、滲み出るものだから。 本人が気づいているかどうかに関わらず、人に伝わってしまうもの。 普段、あまり物事を考えていない人は、言葉が軽く感じられるし、お金に執着している人は、そのギ

          見た目より大事なもの

          感情の向かい先をそらす

          人には感情があるので、感情表現することは悪いことではない。 ただ、ストレートに感情表現をすると、ぶつかることもあるし、トラブルになることもある。 感じたことを表現することは問題ないのだが、その感じたことを相手がどう感じるかは、また別のこと。 そして、感情と感情がぶつかると、喧嘩になったり、トラブルになったりする。 結果的にストレスを抱えることにもなる。 なので、感情をストレートにぶつける前に、その感情の向きを少しずらしてみる。 表現としては、例え話にするとか、笑い

          感情の向かい先をそらす

          感性を磨くコツは

          よく、 「感性が大事」 というが、感性ってそもそもどういうものか? 自分にとってはなかなか答えに辿り着けない課題だった。 ただ、感性が豊かだと感じられる人の特徴を見て行った時、なんとなくこういうことかな、というものに辿り着いた。 いろんな考え方があると思うが、自分が辿り着いた一つの結論。 そんなことをラジオで話してみました。 https://note.com/yukikawai/n/n722bb758e372?fbclid=IwAR2qfpfxF-dbmmjAg

          感性を磨くコツは

          全てのランナーに告ぐ

          本日は、あえて偉そうなことを言う。 この15年ぐらいランニング人気が高まり、ハーフマラソンやフルマラソンに挑戦する人も増えている。 それはそれでいいこと。 ただ、ランナーの中に、マナーが悪いやつがいるのも事実。 私が大会に参加していて、非常に腹立たしいのが、給水所で紙コップのドリンクを飲んだ後、紙コップを道路に投げ捨てるやつ。 めちゃくちゃ不愉快。 ゴミ箱があるんだから、ゴミ箱に捨てろ! 走っている先にゴミ箱がない? ロスタイムが嫌だから、そんなことしてられな

          全てのランナーに告ぐ

          人はみなポンコツである

          よく、あたかも正論のようなものを振りかざして、人を否定したがる人がいるが、それって本当に正しいのか? 他人は間違っている、自分は間違っていない、と変に自己評価が高い人がいるが、本当にそうだろうか? 基本、人は全て間違っている。 それは他人だけでなく、自分も間違っている。 ただ、間違っている=悪ではない。 間違っていれば、修正すればいい。 間違いに気づいて、その間違いを修正しようとすることが、努力であったり、成長につながる。 場合によっては、人の信頼を得ることにも

          人はみなポンコツである

          円形脱毛とチョコレート

          人から見たら、全く価値のないと思えるものも、その人にとっては大きな価値を感じられるものもある。 それを続けることで、結果的に社会的な価値につながるものもある。 そのためにはある程度の時間が必要だが、スピードが求められる今の時代では、「非効率」などと切り捨てられ、価値を生み出す前に切り捨てられてしまうことがある。 自ら諦めてしまうこともある。 私の知人で、会社を退職し、7年前に沖縄に移住して、日本国内では栽培が難しいと言われている国産カカオの栽培を始めた男がいる。 農

          円形脱毛とチョコレート

          今日という1日はどんな1日か

          今日という1日は、ほぼ誰にも平等に24時間という時間を割り当ててくれる。 その1日、24時間にどういう意味づけをするかは、その人次第。 何の変わり映えもなく、だらっと過ぎていくだけの1日を感じる人もいる。 不安に苛まれ、来てほしくない1日だと感じる人もいる。 その一方で、例えば、余命宣告をされ、1日1日を生ききることができるのか、せめて明日までは生き延びたい、と切に願う人もいる。 それぞれの人にとっての1日は同じ価値だろうか? 極端な言い方をすれば、事故や病気や怪

          今日という1日はどんな1日か

          なぜ人を許せないのか

          バッシング、誹謗中傷、花盛り。 他人を攻撃せずにはいられない人って、何が怖いんだろうか? おそらく、自分が否定されることが怖いんじゃないか。 なんで否定されることが怖いんだろう。 否定されるということは、否定してきた人と考えが違うということ。 そんなの当たり前じゃん。 同じ考えであることの方が奇跡。 同じ考えの人なんてこの世にいないんだよ。 否定されたら、自分の存在価値がなくなる? 否定されたからといって、自分の存在価値がなくなるわけではない。 そんなこと

          なぜ人を許せないのか

          考えるということ

          人は生きている間、常に何かを考え続ける。 それがいいか悪いかとか、楽しいか苦痛かに関係なく、考え続ける。 この「考える」という行為を楽しめるか、またはどういう意味づけをするかで、その人の人生が大きく変わる気がする。 私は考えるという行為が楽しさのプロセス、一部になっている。 なぜなら、考えるという行為の延長に、発見や解決、創造、目的達成というものが訪れると思っているからだ。 人によっては、そこまで辿り着けないのは苦痛だと、考えること自体が苦痛になる人もいる。 だか

          考えるということ