プロジェクトという概念がないタスク管理は回らない

個人的感想です。

『私のタスク管理のやり方 ツール編』という、倉下忠憲さんのnoteを見て、自分のタスク管理の甘ちゃんさを知りました。
プロジェクトってそういえば聞いたことあるなーってくらい、意識が低かったのですが、思うところがあったので、scrapboxにプロジェクト一覧のページを作って、タスクの上位の、プロジェクトを命名してみることにしました。

20個くらいのプロジェクトが、特に命名もされずにタスクとして転がっていた状態。戦力の逐次投入はいけないとは思っていても、思いついた順にタスクが投入されてたような感じでした。

それで分かったのですが、プロジェクトという概念がないと何が起きるか。プロジェクトに気づかずに、似たようなタスクを並行して立てる可能性があることと、タスクが孤立して、連携して立てるタスクという発想に至らないこと、具体的には、客観的にこういうタスクが必要じゃないかと提案する、なんて思いもよらない。
プロジェクトを命名したら、効率化のタスクが緊急に立った、なんてことも。

これって、個人だからいいけど、もし、『タスクを処理するのがタスク管理』という思想と『プロジェクトでタスクをコントロールするのがタスク管理』という思想が、特に注釈もなくタスク管理という同一の言葉でタスクを共有しようとしたら、えらいことがおきるんじゃなかろうか。

それほど想像力は豊かではないので、具体的にどういうトラブルが起きるのかは分かりませんが、嫌な予感としか言いようのないものに気づいただけでも、プロジェクトを知った甲斐があります。

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