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良きライバルほど 、信頼できる

以前、
南紀オレンジサンライズFC、
その選手たちでミーティングをした際、
チームキャプテンとして
みんなの前でこんな話をした。

おれとよーいち(同い年のGK)は、
サッカーをやってる目的やもってる目標、
生き方も全然違う。

真反対といってもいいぐらい。

でもおれは、
そんなよーいちを心から信頼してる。

それはなぜか。

何もかも違うおれら2人やけど、
おれと練習で闘って、
負けた時に一番悔しがるのはよーいち、
勝った時に一番喜ぶのもよーいち。

そんな負けたくない相手であり、
ライバル的存在であるからこそ、
一緒に闘う時には一番信頼できる。

“信頼できるかどうか”
そこが自分の中で
人に対する最も大事な見方。

一緒に闘うチームメイトだからこそ、
信頼し合っていないといけないと思っている。

そして、
真の信頼を築いている人とは、
絶対に負けたくないライバル関係
であるのかもしれないと思った。

今のチームでは、
悲しいことにそんな関係性なのはこのGKぐらい。

咋シーズンで移籍したゆーとや、
セットスター和歌山の宗さん、真たちは、
絶対に負けたくない相手だった。

だからこそ、
信頼していた。
頼りにしていた。


もちろん、
ライバル関係であることだけがすべてじゃない。

ヒロや賢介など、
〈ライバル〉って感じじゃなくても
心から信頼してる選手もいるので。


まぁなんにせよ、
“信頼できるかどうか”
という点は、
自分の中で人に対する最も大事な視点。

信頼できない人とは
一緒にプレーしたいとはあまり思わない。

それはサッカーだけじゃなく、
普段の人間関係でももちろんそう。


信頼できる相手は、
心の底からリスペクトできる。

一緒にいたいと思うし、
一緒に闘いたいと思える。

そんな仲間たちと勝利の瞬間を味わう、
それほど喜びを感じる瞬間はないだろう。

ただ、
その人が相手(敵)であるならば、
おれは絶対に負けはしない。

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